初訪。

粋や(いなせや)が西千葉に移転したことは聞いていたが、
夜の部を別ラーで営業してることを最近知った。

昼は本筋の鶏ラー。夜は、所謂ニボ・ラーにござる。

品質を落とさずに2種を行う、目から鱗のアイデア業態。
ウデと経営に自信があるゆーコト、デ・アルナ。

線路伝いに歩き、店ゆー店も殆ど途切れた頃、
ぽつんと灯るラー提灯。大好きな、痺れる風情にござる。

『特製濃厚煮干しそば』を、デフォで。

淡麗とセメントがあり、セメントを選択。
期待通りのカオ。腕がいーってェのはいいねー、初口。

意外なホド "タイト" なセメントであった。
ネットリは御約束として、ボディの部分がタイトに直線。
見るからに美しい全粒中細麺が絡む。

進めるにつれ、有難さがしみじみと沁み渡り、
いやはや、上質。この組み立ても大いにありにござる。

フレッシュで鮮やかな半レアのチャーが御見事。
この至福がンなに何枚もあって、もー笑みが止まらン。

清涼隊の面々が、またいー仕事してて、
目の醒める真白い刻みタマネギとピンッとしたカイワレ。
これらとの相乗を想像しておくンなまし!

味玉もバッチリ、何の文句もなし。

そして海苔。家系とのコラボを "黄金" とするならば、
セメントとのコラボは、"プラチナ" とでもゆーべきか。

追いニボ、ゆーべき魚粉が盛られて、
更にブースト可能としてるところも、ワカってるねー。

構成を完了後に、画竜点睛のナルトが静かに載せられる。

この辺りでニボ・ラーは、あの店やアの店や幾つかあるが、
明快な個性で、価値ある一杯にござる。

移転前、都町の粋やで "鶏ラー" を攻めたことがあるが、
タイトなボディの直線感が見事に共通してて、
創る人の考え方って全てに出るンだナーって、大きく頷いた。