初訪。

この店も、以前千葉に居たころから注目していた店である。

風変わりな店名。「かいくうど」と読ませるらしい。
地球の恵みをこの一杯に集約!といったところなのだろう。

永福町(杉並区)大勝軒の流れを汲む、との情報がある。
であれば、いわゆる「ニボシガツン系」である。

『醤油スペシャル(大)』 を、麺固めで。

さて、到着。 この系統にしては意外な位の重量感。
眼前に乱れ飛ぶ、大量の「かいわれ」の清涼感も強力だ。

■キラキラと美しい、クリアーな醤油スープである。

深い色合いを内に秘め、ムせるほどにニボシが立ち上がる。
塩分濃度はかなり高めの設定。
豊かで且つキレのある、見事な仕上がりとなっている。
更に、表面の分厚いラード層が保温と共に味に厚みを付与。

■麺は、昔風の中加水、中細のやや縮れ。

驚いたのは、麺の中央部分を思いっ切り山と盛り上げ、
スープ水面上に巨大な島の如くせり上げていることである。

当然、スープに浸っていない麺は半分乾いており、
まずは この部分をスープに浸す「作業」をせねばならない。
その「作業」の間、麺は伸びるし、スープは冷める。
なぜ? どうして? こんなコトをするのだろう。

「つけめん」を併存させているつもりなのかもしれないが、
私は、筋金入りの、つけめんアンチ派である。
貴店の、この「演出」には、まったく賛同いたしかねる。

■丁寧で、高品質な具材の面々。

口中でホロリ溶け崩れるチャー。食感/味わい共に御見事。
一生懸命に探したが、結局半分しかなかった味玉。
大量の「かいわれ」で、苦味走った爽やかな辛味と爽快感。
メンマはフツー。

☆☆☆☆☆

嗚呼~!残念である。
この “わけのわからない”「麺の島」の演出をしてしまった、
ただその一事によって、その他すべての良さが霞んでしまい、
トータルの印象が、無駄に悪くなってしまった。

もう一度、書いておきたい。

★貴店の、この「演出」には、まったく賛同いたしかねる!!



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(貴店の演出には、全く賛同いたしかねる)