理想のチャーハンを探す旅は、まだまだ続いているのである。
チャーハンには、焦がれるほどの想いがある。
このタマシーが、憧れて止まぬチャーハンとは、
米と調味料、そして具材を、
火炎と気魄で、徹底的に鍛え上げた状態を指す。
米のひと粒ひと粒まで、
やけどしそうなほどの、火炎の気韻を残し、
世に言うところの、所謂「パラッパラ」であり、
高貴で、ピンッ!と香味立っている。
つくり手が、ほんの一瞬たりとも気を抜けない、
まさに生命を削るが如き、気魄の芸術。
あふれる火炎に包まれた、重い中華鍋の宙空を、
これでもかぁっ!というほどクルクルと舞う。
それこそ、無限に宙空を舞うのだ...
さて、この店、
あかるくピンとした空気感がとても気持ち良い。
これは、自信と余裕のある店の大きな特徴。
調理の様子をじっと見る。
この手際とテンポの良さ、そう、この感じだ!
ひと通りの材料を、中華鍋に順次投入していき、
さぁ、これから本番!ザ・ショー・タイム!!
瞬きもせず、息をのんで見つめていたら..
あれもう終わったの?盛り付けに入ってしもた。
期待が大き過ぎただけに、少し残念。
とはいうものの、結果(状態)はかなり良い。
米はピンと粒だち、一粒一粒が香ばしく熱々。
浜松チャーハンの中で、相当上位といっていい。
ここの店主、もっとデキるはず、と思った。
毎回いちいち生命削っていてはタマンナイのも
わかるけど、本気出してないなぁ、このヒト。
だから、100点はあげない(舌)。85点^^
心ふるわせるようなチャーハンを探す「旅」は
まだまだ続くのである。
(ココの店主、もっとデキるはずなのに...)

