
初訪。
浜松環状線沿いで、浜松西インターから至近。
好立地にある、モダンで洒落た建物。
ここは、いわゆるラー屋ではない。
堂々たる 「正統派」 四川料理 の店であると聞く。
しかも、なかなか筋目が良いらしい。
シンプルな内装で、それほど広くはないが、
品の良い空気の漂う店内である。
『汁なし四川辛味屋台そば(正宗担々麺)』 大を。
正宗(セイソウ) とは “正統” という意味らしい。
つまり “正統な担々麺” ということだ。
筋目の店がいう “正統” に興味津々である。
待つことしばし、到着したそれは、
表面を覆い尽くす、そぼろ牛肉と青ネギの山。
“大” ならではの大サービスなのだろう。
そぼろ牛肉は、甜麺醤で甘辛く濃く味付けられ、
同量の青ネギが、爽やかな食感を担当。
やや平打ちがかった、重厚な太麺。
加水が高めで、しっかりと弾力のある食感だ。
丼の底に張られた、赤褐色のタレ。
豆板醤ベースの、甘辛く濃い味付けである。
日本ではあまりなじみのない本場独特の風味も、
控えめにアクセントに添えている。
これらを思いっきり混ぜていただく。
濃厚で重厚な手応えが 「体当たり」してくる。
緻密な “バランス世界”とはちょっと趣を異にする
一種 「ドカーン」とした大雑把さがあって、
このあたり、大陸センスの一端が匂う。
とはいうものの、
結構、日本向けのアレンジもされているようで、
担々麺の “原型” に近いモノを期待していた私は
やや、肩透かし?の気がしないでもないが、
ちょっと異風の大陸センスを感じることが出来た。
まー、考えてみれば、
現在の日本で営業しているんだもの。
“原型” を期待する方がどうかしているよな~。
博物館じゃあるまいし。
(筋目の良い正統派)