
最近≪富山ブラック≫の、この店の存在を知る。
富山ブラック は未経験。興味津々で初訪。
絵に描いたような、ファミレス的外観。
この手の店は、いつもなら敬遠しがちなのだが、
今日は、目的がある。
夕方早い時間のせいか、客はまばらだ。
『「黒」ネギ玉らーめん』 をデフォで。
“ブラック” の名は、なるほど伊達ではない。
見事に 「真っ黒」なスープ。
丼の中のなにもかもが色移りしている中で、
白髪ネギの白さが、ひときわ際立つ。
なかなか個性的で、魅力的だ。
スープをひとくち。
千葉の竹岡式ほどには、醤油が立ち過ぎず、
萬●亭 の深い旨み、には及ばないものの、
これらの特徴を、ほど良く併せ持つ。
強過ぎず弱過ぎず、のラインを狙ったバランス。
少し物足りないが、ま~こんなものだろう。
中太・多加水&多かんすい の強ちぢれ麺。
かなり黒ずんでいるが、本当は多分真っ黄色。
このタイプの麺、実に久々に見る。
強い弾力とちぢれ感が、結構嬉しい。
具材は、といえば、
外周は香ばしく、内周はクリーミーな “チャー”
火入れの具合良く、濃厚な味付の “味玉”
他に、メンマ、海苔、輪切りネギ。
白髪ネギが、全体をさわやかに引き締める。
この手の店で、この出来ならば充分。
出来る限り、標準化に徹せねばならない、
この手の店が持つ宿命。
でも、テーマ自体が既に相当に個性的だから、
一種特異な存在感がある。
無論のこと、
これで富山ブラックを知った!とは思わないが、
どのようなものかは、大体見当がついた。
いつか、本場に行くことがあれば、
標準化なし・遠慮なしの “ネイティブなそれ”を、
是非とも食してみたい。
(一種特異な存在感)