
浜松中心街を抜け、国道257を北上したところに
“みやひろ支店” という名前の店があり、
以前、評判の醤油ラーを食したことがある。
さて、今回の店、
常識的に上記の“本店”と見るのが普通だろうが、
「両者のスタイルが全然違う」 とか、
「その関係、定かならず」 とか聞いたりする。
実際はどんな感じか確かめてみたくて、初訪。
駅繁華街ド真ん中 と言って良いロケーションに、
“街の中華屋” といった気楽な店構え。
中に入れば、ちょうど昼時で賑わう店内。
年配者から若い女性まで、実に幅広い客層だ。
メニューを見ても、実に多品目。
なんと、牛丼まである。
『こくまろチャーシュー』 をデフォで。
コンパクトに凝縮された、賑やかなビジュアル。
どこか平面感が漂うものの、充実の雰囲気。
鶏を主体とした、濃い目の甘辛スープ。
そして一面が、細かい背脂でびっしりと埋まる。
ボディは重くないのに、表層のみがクリーミー。
このスタイル、どこかで見たような-。
そうだ。千葉の “なりたけ” と同様の手法だ。
麺は、中加水、中細のやや縮れ。
但し、茹で加減含め、頼りない感じが否めず。
“昔ながら” と言えばそうなのだろうが、
現代ラーでは常識の “主張ある食感” を
支持する私には、正直物足りない。
これでもかっ!と載せられた“噛み締め系チャー”
濃い目の味付けも絶妙、かなり◎だ。
しかし、中央の “もやし” は×。
冷蔵庫臭の残る、この冷え切った“つくり置き”が
ラーへの “冷や水”となってしまっており、残念。
確証はないのだが、
スープ(ベース)の感じや、チャーの味付けが、
この店と、前述の “支店” とで、
どこか似ているような印象を受けた。
矢張り両者は “同根”である と思えてならぬ。
かなり以前に、この店から支店が独立し、
以降、本店は “中華の総合店” のまま、
支店は “ラー専門店” として、
長い時間をかけ 其々別々の進化を続けてきた、
と見るのが妥当と思うが、如何だろうか。
(繁華街ド真ん中の “中華屋”)