
浜松市最北、天竜区の小さな中心街に、
地元で評判の人気店があると知り、初訪。
この店名の、なんとあざやかな印象!
店の前の空き地が広々とした駐車場。
開店を待ちかねたクルマが続々と集結を始める。
風通しの良い、明るく開放的な店内は、
開店後15分でほぼ満席。
噂通りの人気店である。
『らーめん(しょうゆ)大』 をデフォで。
脂分という脂分を徹底して排した印象のスープ。
ボディを構成するのは、野菜と鯖節。
鶏や豚といった要素も含んでいるようだが、
補足的な使われ方だ。
そして、現代ラーではまずお目にかかれない、
“椎茸” の風味も印象的。
マイナー・チェンジは繰り返しているのだろうが、
基本は60年間ずっと守り続けているらしい。
ゆるいウェーブがかかった、
中加水の “中細ストレート麺”
固めが好みだが、今回は敢えてデフォでいく!
具材も実に丁寧な顔ぶれ。
脂身の殆ど無い、肌理の均一な部位を使い、
歯応え絶妙に仕上げられた、
しっかり噛み締め系 “モモ肉チャー” が 5枚。
その他、メンマ・ナルト・海苔・青ネギ、
定番の具材もそれぞれにしっかりとしたもの。
或る情報が、
このラーを 「東京風」 としているのを見たが、
私は 「東京風」 とも少し違うように思う。
“麺” といえば、うどんor蕎麦 であった時代の
人々の好みが生んだ “昔ラーの東の一典型”
とでも言った方が、本質に近いだろう。
こういう店が、山ぎわの小さな町で、
“ひっそりと” ではなく、
“相当な人気店” として、
現在も、勢い良く営業している姿には、
驚きと感動 を禁じえない。
(ガラパゴス的感動!)