名前は以前から聞いていて、
気になっていた店のひとつ。
風の強い冬晴れの昼に初訪。

店内に入れば、
前は蕎麦屋だったかと思わせる和風のつくり。
店員は皆若く、明るく快活な空気。
昼前で既に来店者続々。
なかなかの人気店のようだ。

『武蔵ら~めん(新味)』 丸得Ver./麺固め を。

待つこと少々、やがてあらわれたそれは、
期待通り、充実の美しいビジュアル。
笑顔になる。

鶏の滋味が、ぎゅっと凝縮された白湯スープ。
初口で、「あれ? 家系??」 と感じたのは、
表面に張られた鶏(チー)油の印象だろう。
但し、“芳醇” でありながら “重たく” はない、
いわば “直線系のボディ” とでも言うべきか。
そして、力強いニンニクの風味をまとう。
塩加減も良く、エッジ明快。
ホンモノを感じる。

麺は加水率高めの 「中細縮れ」 
スープと比して、若干存在が弱いかも。
また、僅かなヌメリが残っていたのが少し残念。

具材は◎
とろりクリーミーなチャー、シャッキリ・メンマ、
味玉の具合、共に一級品レベル。

そして!
このラーにおいて、何より特筆すべき 『独創』は、
トッピングの “アオサ海苔” だろう。
食してみると、想像以上に海モノとしての主張。
普通の海苔よりずっと強い潮の香だ。
でありながら、
「不思議」 としかいいようのない、絶妙の融合。
今まで経験したことのないコラボである。

この店、
若々しく明るい空気が、とてもナイス!
そして、そのラーも、
店の空気との自然な一体感を持っている。
ホンモノの証拠であろう。



(若々しく明るい空気)