映画、ドラマを作る方に。 | イセオサム会議

映画、ドラマを作る方に。

b4bfc8e5.MZZZZZZZ愛読書。

『演技のインターレッスン ~映像ディレクターの俳優指導術~』ジュディス・ウェストン著(フィルムアート社)

今まで読んだ演技指導書の中でも一番体系的に書かれていてわかりやすい。
映像を作る人に限らず、役者さんにもお勧め。
↑クリックするとAmazonに飛ぶので、買っちゃっても損はない!はず・・・
2800円と高いですが。

スタニスラフスキーの流れをくみ、アクターズスタジオで実践しているメソード演技がベースのようです。
※日本の役者さんだとオダギリジョーなどが実践しています。

映像といえば、編集で何とかなってしまうと考えている作家さんもいるのかも知れませんが、この本は演技をすることの力をきっちり肯定しています。

そして、僕も、まず演技ありきという考えです。
自分が、役者の魂をその場でみたいですから。
そして、現場の空気をいかに伝えるかに主眼を置くことが理想でもあります。というわけで、やっぱりその場で芝居をしっかり成立させないと始まらないと思うのです。ウソはいくらうまくつなげてもウソなんで。と、最近のドラマ、映画などを見ていて疑問。現状はまったくわからないのですが、現在活躍しているディレクターでしっかりと役者を演出できる人はどのくらいいるのでしょうか。あの俳優はヘタだ、とはよく聞く話です。しかし、演出が適切でなかったために能力を発揮できない場合も多いのではないでしょうか。役者をコントロールすることもディレクターの仕事だと思います。俳優は適切な演出を与え、成長させることで生きてくるのです。そして、その仕事が作品のクオリティの底上げ、そして映画、ドラマ界全体の活性化に欠かせないと思うのです。キラキラを持っている出演者たちだからこそ、磨かねばもったいないと思うのです。☆  ★  ☆  ★  ☆  この本のおかげでかなりのナゾが解けました。テレビで働いてる方もぜひご一読をオススメします。