暗くなるまで待って -28ページ目

暗くなるまで待って

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

やっとガーナからの入国者の検疫期間がなしになったということで

「そろそろ一旦帰るかな」という気になった夫。

 

 

 

 

 

 

「下旬に葬式控えているから賞味5日間くらいの滞在かな」というのに

「金持ちかw」と息子から突っ込まれています。

いやでも色々更新しないといけないものが溜まっているから

5日だけでも一回帰ってこれるなら来た方がいいと思うのよね。

 

今年のアクラはなんだか雷が多いらしく、我が家のネット接続の

ルーターだかに落ちてしまった模様。

様子をみて避雷針立てるかなーとか言っています。

私が子供の頃はクーラーの室外機に雷が落ちるのが

結構な割合であったので、なんとなく懐かしい感じもします。

雷が多いのなら今夏(?)のガーナは豊作が期待できますね。

 

ガーナはコロナもう全然関係ないし、トーゴとブルキナの

国境も開いたんよね、という話に続いて、それに伴って

イスラム系のテロリストが入ってきて悪さするのではないかと

いう懸念にみんなが心配していると。

 

「 でもガーナのイスラム教徒の人達ってイスラム教が国教レベルな

人達と比べてかなり緩いし、過激派に取り込まれるような感じでは

ないよね 」

 

と言ったら

 

「 イマドキの若い子はお金持ちになることに執着しているから

そこらへんの層が心配だ」と夫。

 

ガーナ人のお金持ち像って、ヒップホップ系の歌手が

豪邸に住んで高級車に乗って美女はべらせてって感じの

MVで流しているイメージでしょ?

過激派が求める像と真逆じゃない?

もし私がガーナ人でお金持ちになりたかったら

過激派なんかじゃなくてブラックマジックに頼るわ

 

って言ったら、笑いながら「たしかにそっちの方が身近だわ」って

納得してた。

でもまあガーナ人が取り込まれなくても、過激派グループが

ジハードだっていってあちこちを爆発させていたら

それはそれで困るよね。

 

ガーナの中では宗教間の争いごとがないという点は

本当に素晴らしいと思うし、初代大統領が残した優れた遺産の

ひとつであり、それをキープしつづけているガーナ人の

努力の表れでもあると思っています。

 

もし次の大統領選挙もNPPが勝つとしたら、イスラム教徒である

今の副大統領がそのまま大統領になるのだろうし、NPP支持者で

それに文句つける人もいないのではないかと思います。

私は彼の奥様が大好きなんですよね。

見目麗しいのに加えファッションアイコンでもあり、公的な場では

ガーナの伝統的な服を着るようにしていると公言されていて

彼女が着ているドレスは私もいつもチェックしています。

 

イスラム教からキリスト教へ、またはその逆へという改宗については

たまに耳にすることがあるけれど、この人はモロッコ人の彼女のために

イスラム教徒へ改宗したらしいです。

結婚するのかな?

 

 

 

 

と割合宗教については自由な感じがするガーナだけど

変な新興宗教へは割と厳しかったりするんだよね(笑)