東大合格発表現場からのニュース。


合格した学生に対して、


「将来何になりたいですか?」


といういつもの質問。


最近人気は下降気味のようですが、


「官僚になる」


はひとつの典型パターンですよね。


ある学生が、


「国を動かす仕事をしたいから」


とその理由を語ってました。


これもまあよくある受け答えですよね。


ほーすごいなあ、と何の疑問もなく思うんでしょうけど、


よく考えるとこれって変ですよね?



本来、国を動かすのは


国民から選ばれた政治家であって


官僚ではありません。


世界(民主主義国家)の常識なら


「国を動かす仕事をしたいから、


政治家(議員)になりたい」


が正解でしょう。



それが「官僚」と普通に学生が答えること自体、


日本政治の「イタさ」を露呈しているような気がします。



国民ではなく、


東大が選んだ官僚が


国を動かしてはいけません。


公務員は公僕(public servant)なんですから。



毎年繰り返される光景ですが、


そんなやり取りがなされていることに


何の疑問も持たないこと自体、


かなり非常識なのかもしれません。



いま話題の公務員改革でも


政治家はすっかり官僚に牛耳られてますが、


これがいい例です。



国民が政治家を一生懸命選んでも


悪さをするだけで、国を変える力はない。


ならばいっそのこと


官僚を選挙で選んだらどうかと思いますね。。


これまでは東京大学にお任せでしたけど(笑)