中川さん辞任によって
麻生総理は与謝野さんを兼務させました。
中川さんの任命責任が問われてますが、
ご本人は認めていません。
で、経済3閣僚の兼務を「任命」された
与謝野さんは
記者会見で3つの兼務について問われ、
「能力はないが、体力はある」
と答えました。
これ、そのまま英文に翻訳したら
大変なことになります。
本人が「能力がない」と言ってるわけですから
それこそ、任命責任を問われます。
中川さんの酩酊会見は
海外メディアでも大きく取り上げられてるだけに、
その後を継ぐ人の発言も同様に
海外から注目される可能性、ありますよね?
とある新聞は「うまくかわした」というニュアンスの
報道をしてますが、とーっても不思議です。
日本ならではの報道でしょう。
謙られると、その先は突っ込みません。
「めちゃくちゃ自信あります」と言うより
「自信はないけど、がんばります」
のほうが高評価です。
欧米では額面どおり受け取りますから
当人が「自信がない」とか
「能力がない」とか言うと大騒ぎです。
半ば開き直りの思いを伝えたかったのでしょうが、
これはこれで不用意な発言に思いますけどね。
揚げ足を取るつもりは毛頭ありませんが、
あらためて「ガラパゴス日本」を感じた瞬間です。
どっちがいいかは別ですよ。