夜残業で帰宅が遅くなると、つい、メシ食いっぱぐれてしまいます。


そんなときは仕方なくコンビニ弁当です。


すると、たまたまでしょうけど、


すぐ横で店員がものすごい勢いで


賞味期限切れの弁当をカゴに投げ入れ始めました。


ゴミを捨てるがごとく、放り投げます。


あっけに取られていると、


棚にあったほとんどの弁当が姿を消しました。


そして店員は複数のカゴを山盛りにして去って行きました。



嵐は去った。。。


いや、ある意味効率、スピード重視の働き者の店員です。



数秒でもタイミングがずれたら


私が買って食べてたかもしれないのに


あれはたぶん捨てられるんだろうなあ、


と後姿を見送りました。



深夜でもコンビニ行けば食べ物にありつける。


買うほうも悪いんですよね。



と思いつつ、


また別の日に別のコンビニで、「仕方なく」夜食を物色してたら、、、


またしても店員がやってきて横で勢いよく弁当を捨て始めました。



え、またっすか?


別のコンビニなのに?



これは堪えました(苦笑)。


もう買うなということでしょうね。。



ガッサガッサ捨てる、捨てる。


(あとでわかりましたが、一部コンビニ等では家畜の餌などに


リサイクルしている模様です。でももしそうなら、そういうのを


弁当のパッケージに貼っておいてほしいですね。


「この弁当は売れ残ってもリサイクルされます」(苦笑)。


ただ、そのため回収に冷凍車を使う必要があるとか、


結局あんまりエコじゃないんですけど。。)



日本は世界一、食べ物を捨てています。


しかし、自給率は4割もなく、ほとんどを世界から輸入しています。


食べ物を外から買ってきて一番多く捨てる。


一方で、その食糧がなくて、一日4万人の人が餓死しています。


ある意味、とても罪が深い。


食糧支援だなんだって、海外諸国に


偉そうなこと言えまえんね。

地球村の高木さんの講演を何度も聴いているので


こんなことは知っていたつもりですが、


知っているだけでは何もならないんですよね。。



いま穀物が高騰していて、


輸出国も制限をしようとしているとか。



カネで食べ物が買えなくなったらこの国はどうなるのか。。



コンサルタントの大前さんは


無理に税金をかけて自給政策を取らなくても


食料は外国からいくらでも買える、という論調でしたが、


いまはどうなんでしょうか。


やる気のない農家を必要以上に保護する必要はないと


思いますが、やる気のある農家を創出して食糧生産量を


増やしていく政策は必要じゃないでしょうかね。。



まあ、その前にこんなに大量に食べものを捨てなくても


いいようにしないといけませんね。



買うほうも生活習慣を改めるべきでしょうし、


賞味期限にあまりに神経質になるのも


見直すべきかもしれません。。


「吉兆」の使い回しも次の客からカネさえ取らなければ


アリだったかもしれません。


うーむ。。。



勢いよく放り投げられる弁当を見ながら、


深夜のコンビニで、つい物思いに耽ってしまいました。。