神奈川県の禁煙条例、、、
物議を醸し出しているようです。
酒場でも禁止になるのか、などに話題が集まっているようですが、
いまやアメリカ、イギリス、フランスでさえも喫煙禁止のレギュレーションがあります。
あのフランスが、、、 と思いましたが、それが先進国の潮流です。
一方で、日本は先進国の中で依然として非常に高い喫煙率を維持してます。
いろいろな数字がありますが、、、
男性は依然約5割が喫煙者。若い女性の喫煙率は上昇傾向(2割以上)。
他国との比較だと、フランス(40%)、イタリア、ドイツを上回り、
アメリカ、イギリス(28%)の約2倍。
タバコ臭いというのが日本のイメージとなるくらい、一つの特徴となってきています。
厚生労働省の研究班が最近発表したところによると、
日本男性の「喫煙率がゼロ」となった場合、
約24万人以上のがん死者が減少すると試算しています。
半減した場合でも 8万人の減少。
ま、タバコを吸いたい人がガンで死ぬのは個人の勝手ですが、
国家の医療費高騰の一因になります。
もちろん、ここは喫煙者のがん治療にかかる医療費総計と
喫煙者が払ってきたたばこ税?総額を比較しないと何とも言えないですね。
ということで、
こういう数字はどんどん世に出して訴求してほしいですね。
ということで、
神奈川県のこの動きは奇異なものではありません。
遅すぎるくらいですね。
しかもこの施策は松沢県知事の公約に含まれています。
それを淡々と実現しようとしているに過ぎないわけです。
県知事けしからん、という県民もいましたが、
投票者の発言としては適切ではないですね。。
これを契機に喫煙後進国の日本が前進してもらえるといいですが、
個人的にはそれ以前に、、、
路上喫煙を止めてほしいですね。
これは施設内喫煙と違って、避けようがありません。。
特に朝の混雑時。。。
私鉄は駅に入ると吸えなくなるところが多いからか、
路上で歩きタバコをする人が多いです。
駅から出てすぐに一本、または、改札に着くまでに一本吸いきろうと
スーハー、スーハー懸命です。
人が多くて後ろを歩かなければいけない状況で、余計に煙が飛んできます。
蒸気機関車の連結車みたいです(古い!)
千代田区みたいに取り締まっても欲しいですが、
他人を不快にすることに対する個人個人の良心の問題でもあり、
一部の人だと思いますが、規制の前に、マナーの問題で改めてほしいですね。。。