矢田亜希子に燃やされたい-クロスファイア-
はい、どうも。今回は「クロスファイア」のお仕事です。
このお仕事、タイトルのように火がけっこう重要なポジションってか
何を隠そう火の話なんです。
発火能力(パイロキネシス)を持つ少女のスリルとラブロマンスな大スペクタクル!
スペクタクルの意味は知りません。いいんですなんかノリですよ。
むぅーん、もうちっと重い話だったかなあ、まあいいやー
けっこう好きです、主人公が悪い人達を燃やしちゃうとこなんて。
なんかアレですよアレを彷彿させますよ、忘れましたが。
てかああ、主役の矢田亜希子さんカワイイ!!!!!!!!
えっと、たしか「リング」とか「らせん」とかその辺の映画と似てると思います。
実はこの仕事、あまりやりたくなかったんですよー。
知り合いから、「クロスファイアは大変だ」って話を聞いてたもので。
大変だったのは機動隊の格好をして動くのがえらい大変だったってらしく、
ボクも機動隊の方の仕事も言われたのですが、
あまりに大変だって話を聞いたので断ったこともありましたー
しかし、今回は記者役と言うので快く引き受けました。
調子に乗って仕事を選んできてますね。人間天狗になると怖いですね。
朝8時過ぎに東宝撮影所に到着。
少しして、そのままスタジオに入る。
初めてのスタジオでの撮影だったのですが、
なんか倉庫みたいで独特の雰囲気があっていい感じです。
暗くてジメジメしたボクにはぴったり。なんだとー!
スタジオには記者会見のセットが用意されており、そこで撮影でした。
1時間近く待って、ようやくリハ開始。
永島敏行さんが刑事役みたいで、記者会見をするシーン。
いや、この方の声がまた渋い渋い。
低音で迫力のある声、そしてすごく響くんですよ。
やはり役者さんです。すごい迫力で圧倒されました。
そして、本番。
初めのシーンではカメラがボクの後方から寄り、永島さんのアップへ。
ボクは記者側の前列真中ら辺に座らされ、
手帳にメモしながら記者会見を聞くという役。
永島さんが近いので、ますます迫力に圧倒されました!ちびりましたねこれ。
なんなくOKで次のシーンへ。
30分くらい待ち、次のシーン。
今度は記者会見をする方の目線なので、役者さん達はお休みでエキストラのみ。
永島さんがいた所にカメラがあるので、けっこう真正面にカメラが。
うわあはあー ほぼ真正面じゃないかああ!
目立ってオイシイかもなんて思えるほど余裕もありません。
なんせ、こわばった表情しかできないのですからあ!もうオレ故郷に帰れ!
そして助監さんからの指示が。
「今から記者会見をしてる最中に、原稿から火が出ます。それを見て、
『なんだなんだ?』『どうしたんだ?』みたいに、
ざわざわ徐々に騒ぐようなリアクションをお願いします。」
無理ですよおお!
もう表情こわばってるんですけどー
あ、でもそういうリアクションだったらこわばってた方がいいのかな?
いいんだよなそうに違いない。
と、言っても無理です、できませんなんて言おうものなら、
「帰っていいよ」って言われるに決まってる。
てか、そもそもそんなんでエキストラやろうと思う方が間違ってる!
微妙でもいいじゃないか、こわばっててもいいじゃないか、
後で見て自分の姿が寒いなと思ってもいいじゃないか!
目ヤニついてたりうっかり歯に青海苔つけててもいいじゃないか!
そんな自分のクソみたいな演技を知り合いに見られてもいいじゃn
それはイヤあああああああああああああああ!!!!
まぁ、がんばりました...
しかし、慣れてないのかせいか才能のなさなのか、同じ動きしかできないものですね
目を細めてみたり、眉をひそめてみたり、
首をかしげてみたりとそんな感じの繰り返しでした。
慣れてる人はやっぱり全然違いましたね。勉強になりました。でももう忘れました。
さて、次のシーンは記者会見の席が燃えて、それを見て逃げ出す記者達のシーン。
当然、ホントに燃やすのではなく、燃えたと仮定しての演技です。
と、いつのまにか左後方に2人の役者さんが。
原田龍二さんと、桃井かおりさんでした。
うはぁああ原田さんカッコイイです!男前だし、背も高く、足も長い!
きっとちn(自粛
世の中にこういうオトコの人がいるから、女性が回ってこないんだ
かっこいい羨ましい!なんつーかうらやまかっこいい!
もう体交換してくれってよりも、てっとり早く魂交換してくださあああい!!
そして桃井さん、セクシーです。いや、もう声もテレビのまんまですうっとりです。
あの声でぜひあんなことやこんなこと言わせたりもう色んなものあれですよあれ!
キレイです・・・もう思いっきりストライクゾーンです。
いけますイケますよ!イキました!
初めにエキストラの人達が逃げ惑うシーン。
「初めに燃えてる様を固唾を飲んで見て、きっかけと共に燃え上がるのを想定して、
一瞬ビクッとしてそのまま後方に逃げてください」とのこと。
けっこう具体的に言ってもらったのですがこれも難しいです。
てか、燃えてるのを想定しての演技ですからね。そして驚いてそのまま逃げるとー。
いやいや、難しいけど一生懸命やりますよ!
というか、そんなに素晴らしい演技をエキストラに求めていないですよねー?
いや、至極当然です。素人に毛も生えていないほどツルツルですから。
しかし、この逃げるシーン楽しかったです!
ま、リアクションは微妙とはいえ、逃げ惑うところは何度かリハをやっていくと
カラダが軽くなるというのか、調子に乗り出すというのか
ここでバターンと倒れてズサーっとヘッドスライディングしてしまおうかな
とか考えたりもしちゃいます。
他の人もそうなのか、リハを重ねるごとにどんどんオーバーアクションになっていってました。
そう、これこそがごく稀にしか現われない、選ばれた人だけが体験できるという
アクターズハイ
はいはーい造語ですよー今つくりましたー!
そんなこんなで本番もそのままの勢いでOK。
でも椅子や机にカラダをぶつけて、あちこち痛いです。
心なしかちょっとああオレ仕事してたぞっと満足感に浸ってみたりてへー。
そして、次のシーンでは原田さんと桃井さんのシーン。
ボクらはじっとそのシーンを見ていました。
やはり役者さん、全然違いますねー。
表情や視線、台詞の間、緊張感など全てが違います。
もっともらしいこと言ってるけどよくわかんないです。
とにかくなんかすげえの!
本番が終わると一気に緊張感が解けました。
と、ここでこのお二方の出番はおしまいです。
うはあ今日これだけなんですかー?これでギャラいくらもらえるんですかぁ!?
ボクらと比べて月とスッポン。あースッポン食いてえなー!
出番が終わったお二人にスタッフからの「おつかれさまでした~」の声。
それに続き、エキストラからも「おつかれさまでした~」の声があがる。
誰かが拍手をし始める。拍手大きくなる。
歓声があがり、奇声もあがり、指笛まで鳴らす始末。
ものすごく大盛り上がり。
なんですか、このクランクアップみたいな雰囲気わあああ!
原田さん、照れ笑いで「おつかれさまでした」と外に出ていく。
スタッフ爆笑。
「なんだこの盛り上がりは~ エキストラさん達おもしろすぎです(爆笑)」
いや、実際なんでこんな盛り上がったのかは今でも謎です。
でもわかりました、きっとこれもアクターズh
なんだかんだで記者会見する役者さん達のシーンを撮って、昼飯に。
なんと、自腹でした。なんでだあああああああ!!
午後になって撮影開始。
エキストラはそのまま待機。
ふと、右の方を見るとスーツを着ている人が。
永島さん?あれ?顔が・・・
なんと、特殊メイクで顔がただれてる永島さんがいました。
おおおお!すっげぇえ!顔すっげぇえええ!!
特殊メイクを間近で見たことないので、そのすごさにビックリしました。
その後に、永島さんと同じスーツを着た人が。
でもなんか太ってる...というよりも、着ぶくれしている感じ。
すごく動きづらそうでした。
で、顔にグリース(?)みたいなモノを塗っている。
どうやらスタントの方みたいです。
しかも顔ただれたりしてる永島さん、着ぶくれしてるスタントマン
着膨れしてる顔ただれてる。
おお!もしかしてもしかすると、火ダルマですか!?
どうやらそのようでした。消火器持ってる人が何人もいましたし。
ここで聞いたのですが、
今回の撮影はどうやらクライマックスのシーンらしいのです。
要するに永島さんが犯人で火ダルマになるのだとー!
ビバネタバレ!!!
くっそおおインターネット掲示板にネタバレとして書いてしまうぞー!
って、嘘ですごめんなさい。当時は掲示板とか知りませんでしたから。
さぁ、間近で初めて見るスタント!!と言っても危険なので20m以上離れてますが。
しかも火ダルマ。人が燃えて焦げるさま・・・興奮しないわけがありません。
ココロオドル アンコールわかす Dance Dance Dance!READY GO!ですよ。
なんどかリハを繰り返し、やはり危険なので現場の空気もかなりピリピリしてます。
「よーい、スタート」
で、スタントマンに火がつく。
ゴオオオオオオオオオオオ
ものすごい勢いで燃え上がりました!
おおおおおすっげえええええええええ!!!!!!
マジすごかったです!!
そして一気に燃える、しかもスタントマンそのまま数秒間立ちすくんで、
ゆっくり前に倒れる。
周りにいる刑事役の役者さんがスーツで火を消そうとする。
ここでOKの声があがり、スタッフが一気に消火器で消す!
轟々と燃える火をつけられながらのスタントは圧巻でした!
顔にはグリース(?)塗ってあるとはいえ、めちゃめちゃ熱いだろうし。
いやはや、プロ根性を見ました感動しました。乙女パスタに感動(再
略して乙パス!乙パス!!!
そして、また1時間くらい待機した後にエキストラの出番が。
今度は午前中にやった逃げ惑う前のシーンで、
火のついた瞬間の永島さんを見ての驚くリアクション。
と、またすぐには撮影には入らず、そのまま記者会見の椅子に座って待機。
30分くらい待ってると、ボクは前の日にあまり寝てなかったせいか、
ウトウトしてしまってたのです。
するとADと思われる方に肩を叩かれ
「やる気ないなら帰っていいですよ」
との一言。
も、もうしわけございません!!orz
うっかり寝てしまいました!そうですよねあれですよね
いくらなんでも待ちが長いからってうっかり寝ちゃダメですよ!
次のシーン行くまで1時間以上待ってるにしても
自分の仕事に誇りもってやらないとダメですよね!
もう絶対寝ないです!寝ないです...よ...(うとうと
てか、うとうとって響き可愛いですよねー
そして、ようやく待ち時間も終わり撮影開始。
火のつく瞬間の永島さんがいることを想定しての、驚く演技です。
「一瞬ビクっとしたり、ゆっくり後ずさったり、声を軽くあげたりしてください。各々で。」との指示が。
あれですね、慣れてないせいもあってか、そう言われると
それ以外のコトができなくなるんですよねー。
ええ、ボクは当然言われた通り全部やりました。
言われたとおりのマリオネットですよ!
オリジナリティのかけらもねえええよおおお!
周りのヒト達を見たわけじゃないのですが、視界に入ってた周りの雰囲気を見ると
やはりみんな同じような動きしかしてなかったと思います。
みんな大したことねえなぁとこの口が言うのかあああ!
しかもこの時、椅子から立ち上がる途中からというカットもあって、
ずっと中腰のままリハと本番を重ねる。
コレがえらいしんどい!足はガクガクしてパンパンになりました。
普段運動もしないおっさんからですね。なんだとー!
これでこの日の撮影は終了。
で、明日繋ぎのためのシーンで
もう一度ここに来て撮影をしないといけない方もいるらしく、
あははー明日も来ないといけないとかめんどくさそうだなあー
選ばれた人はご苦労様だなあ!
ボクは家でちんこ掻いていいとも見ながらダラダラしてますよああっはあ!
と思ってたら
選ばれましたorz
お仕事ですからお仕事ですから、がんばります・・・
でもまた眠くなって怒られるのやだなあ!明日ここまでくんのめんどくさいなあ!
また同じ髪型にセットするのもめんどくさいなあ!
あ!思い切って明日坊主にしてきてみちゃおうかなあ!
でも切るのもめんどくさいやー
で、まぁ、なんだかんだ次の日はそんな大したことやらずにすぐ終わりましたよー
あと今日の晩御飯はハンバーグでしたあ!
O.A見て
一番初めの方に
『てかああ、主役の矢田亜希子さんカワイイ!!!!!!!!
えっと、たしか「リング」とか「らせん」とかその辺の映画と似てると思います。』
と、こんなこと書いてあったんだけど、
今じゃもう誰もが知ってる売れっ子じゃああないですかあ
この時はまだそんな売れてなかったんですねー
てか、ボク一緒に仕事してたのこれ見て思い出してビビりました!!
すげぇええええそうか一緒に仕事してたんだあああああ!
って、してないや...orz
一回も現場で会ってませんでした。もっといっときゃあよかったよばかああ
きのこな伊藤英明さんも出てたんですねー。
あ、ちなみにO.A見たのですが、ボク映ってませんでしたー。見事全部見切れてましたああよ!
あの2日間一体なんだったんらああああああ!!