とりあえず最初くらいはこまめに更新しようとがんばってみます。もう、ネタ切れそう!!!

こまめに更新更新を続けている親ばか連合の皆さんには頭が下がります。


僕がいつも気になることは皆さんのリフトの乗り方です。決してマナーではないですよ。

骨盤の傾きが気になります。

骨盤が後屈して背中が丸まり、背もたれによっかかっている人がほとんどです。

なぜ気になるかというと・・・・


いろいろな解釈があるので違う意見の人もいると思いますが、

ここは僕の意見を!!



まず解剖を!!機能の視点で見て見ます。

立位は頭、胸、骨盤の重さが大腿骨、下腿を通って地面に抜けています。

効果的に重さを流すには、骨盤は立っている状態が求められます。そして一本の軸ができて、重さを流せます。

スキーで骨盤を立てろといわれていますが、それは自身の体重やかかる外力を効果的にスキーに伝えるためだと思います。僕の言葉で言うと「体重や外力を足に流す。」となります。効果的な骨格の使い方とも言えるかも知れません。この姿勢はあらゆるスポーツで見ることができますし、サーカスでも合気道でも見ることができます。楽に効率よく体を使う方法なのでしょう。


さて、座位ではどうすれば楽になれるのでしょうか。

楽な姿勢を行うには立位と同様に頭、胸、骨盤の重さが地面に流れなければなりません。

さて、重さはどこから流れればよいでしょう。実は挿絵に坐骨結節と書かれているところがあります。

ここから地面に重さが流れます。ここから効果的に重さを流すには、またまた骨盤を立てる必要があります。


立位と座位は頭、胸、骨盤の重さを効果的に地面に流すという意味で本質は同じだといえます。


さて、これがなぜリフトの乗り方と関係あるのか?

僕がアレクサンダーテクニークとフェルデンクライスメソッドを体験して感じたことは「みんな自分の姿勢に気づいていない。自分で気づかない筋緊張や癖姿勢で自分の自然な動きを抑制している」ということでした。

そして、いろいろなボディーワークといわれるものでよく指摘されるのが「姿勢は学習する」ということです。


まとめると「せっかくスキーで効果的な動きをしたくて骨盤は立てるようなトレーニングをしていたのに、その直後、リフトに乗って骨盤を後屈させたら、自分の知らないうちに骨盤後屈姿勢を学習している。」ということです。

僕は向上心のあるスキーヤーは普段の座位、最低限リフト上では坐骨結節から重さを流せる骨盤の立った姿勢をするべきだと勝手に思っています。