今日は朝ごはんに昨日マーケットで買ったフルーツの盛り合わせを食べる。

朝から贅沢!


11時ごろ宿を出発し、次のホテルへと向かい荷物を置いた。

ここは今日泊まるホテルではなく、明後日泊まるホテルではあるのだけど、ラウンジがとても広く綺麗なホテルだった。



ここでラウンジでのんびりしていると昨日の建築家の方から連絡がありタリンの建築オススメ観光スポットをいくつか教えてくれた。せっかくなので今日はそこを回ることに。

まずは宿からもすぐ近かった、建築美術館へ。



ここはエストニアの建築の歴史が模型などを使って紹介されていた。エストニアは1990年頃では旧ソ連の支配下にあったこともあり、ソ連のブルータリズムの建築も多く存在しているらしかった。

ブルータリズムの建築はこれから母と行くパルヌなどの都市も存在し、とても巨大な700メートルほどの連続した、集合住宅など実際に残っていたら見てみたいなと思った。



お土産屋さんでは水平器のキーホルダーを買った。


続いて旧市街の中にあるデザインミュージアムへ。

ここは昔ながらのものから最新のエストニアにおける工芸品を展示している美術館。



企画展示では、エストニアデザイン2024 (日本で言うグッドデザイン賞的なもの)の展示を行っていて、それも見ごたえがあった。

フロアの2階の工芸品とテキスタイルを展示している空間の会場構成が面白かった。

天井の高い空間の中に箱を入れて、その箱の外側と内側も展示しているし、その箱の上を階段を上っていくと、テキスタイルを見れると言う仕掛けになっている。




所々天井が低いところでは階段でレベルを下げており、これもまた不思議な印象だった。この方法だと大量のものを展示することができる。





午後4時ごろ駅前のバス停からストアメインの目的地であった、ööd hotelへ。

このホテルはパリからバスで30分ほど行った地方の森の中にあるコテージのようなホテル。

ホームページの写真を見てとても興味を持って夫と今回の旅行のハイライトにもしていたが、苦しくも1人で行くことに。

バスを降りて10分ほど森の中を歩いて行くと、ホテルが見えてきた。外から見ると、割と普通の見た目である。でも隣のサウナはミラーで自然に溶け込んでいる。



中に入るとラグジュアリーな気持ちの良い内装となっている。





しかもここ森の中なので、電波がかなり弱く、家の中に入ると、動画や写真等は見ることができない。しかもデジタルデトックスのコンセプトによってWi-Fiもない。

2人なら最高の環境だったが、1人で過ごすには寂しすぎる環境。笑

外にいれば音声だけつなげることができたので、夫と電話しながらバーベキューの支度を始めた。



具材はもともと駅前のスーパーで揃えていたので、巻から火を起こし、グリルに野菜や肉をのせて焼いていく。またバーベキューと同時にサウナ室の薪にも、火をつけて部屋を温めておいた。




ラグジュアリーな体験になるはずが、1人でエストニアの森の中でサバイバル生活のような形になってしまった。

20分に1回くらい人が散歩して、コテージの前を通るので、アジア人が1人で何してるんだろうと思われないか不安になった。笑

炭火で焼いたので、バーベキューはおいしかった。

ゆったりしていると、サウナの薪もどんどん焼けていってしまうので、サウナの支度をしていざ入室。

温度も93度位あって、ちょうど良く、セルフローリュもし放題なので、自分の好みの温度にすることができた。

ホテルに戻って水シャワーを浴びて外で外気浴をするととても気持ちよく森の中なので空気も良かった。

サウナは全部で4セットほど行った。

ホテルにプライベートサウナが付いている空間には初めて泊まったが、サウナをしてシャワーを浴びた後すぐにベッドで横たわれのはとても気持ち良いなと感じた。