今日は午前中サステナブルの授業。
学生達の一部が政治的な小さな学生運動を企画していた。
サステナブルに関するゲリラ的なキャンペーンを打ち出そうというものだ。
いくつかの役割の中で、デザインに関係ありそうなSNS広報担当に立候補した。
私自身はほとんどSNSを使わないけど、元の会社でもinstagram担当をしていたし、
自分がしない割には何かとSNSと縁がある。
授業のあとは空港へ向かう。
今日から土日にかけてポーランドのグダニスクを旅行する。
日本ではあまり知られていないが、ポーランド人のクバという男の子が勧めてくれたからだ。
ポーランドの何が1番楽しみかというと食事。。
物価が安いので好きなものを好きなだけ食べれる幸せ。。
このデンマークに来てから本当に美味しい食事を求めていることを感じる…
学校の食事は昨日も全部冷たいご飯だったし、みんなここの食事にはいろいろ文句をいっている（笑）
コペンハーゲンからグダニスクまでは一時間で到着。
しかもEU圏内なのでパスポートコントロールもなく、一時間前に空港に着いても間に合った。気軽に行けちゃう。
空港からまずは宿までバスで向かう。
空港のvisitor centerにいろいろ聞くと交通機関のチケットをオンラインで買えるアプリがあるらしいのでそれをダウンロード。ヨーロッパはどこも日本よりこのあたりが進んでいる。
最寄りの駅で降りて、スーパーやパン屋に寄って昼食を買う。
初めて入るお店、やっぱりデンマークより英語は通じづらい。
でももともとクバから教えてもらっていた、こんにちは＝ジンダブレと、ありがとう＝ジンクイエの2つを使うと店員さんはとても愛想よくしてくれて嬉しい。
教えてもらっておいて本当良かった。
airbnbの宿の前まで到着すると家のゲートが閉まっていてどう開けるか迷っていると
隣の家の庭で遊んでいた小さな女の子がジンダブレ！と声をかけてきた。
ジンダブレと返し、試しに「ここの門どうやってあけるか知ってる？（英語）」と聞いてみたけど首をかしげられるばかりだった。
デンマークのノリで来てしまったが、ここはポーランド。
小さい女の子が英語をわかるわけがないと後になって気づく。。
というか小学生みたいな子でも英語が話せるデンマークが異常なだけだ。
なんとか門を開けて中に入る。
とても綺麗な家で家主は不在だった。
ソファの上に猫らしきものが死んだように寝ており、
近づいても全く動かないので精巧な猫のぬいぐるみがあるなあ、もしかして監視カメラかなんかかなと思って近づいてみると、微妙に尻尾だけ動いた。
それでもその他の部位は全く動かず、普通猫だったら知らない人間が来たら真っ先に警戒するはずだし、
人の音や動作に反応する最新猫ロボットだとずっと思っていたら
しばらくしたら動き始め、10分後くらいにようやく本物の猫だとわかった。
こんな猫初めてみた。
ソファで隣に座ってみても、全然動かない。
ためしに指を鼻に近づけてみると少し興味を示し嗅いでいたが、
なでると嫌そうに猫パンチを食らわせてきた。それは嫌なのか。
部屋も綺麗で快適な雰囲気。
猫が隣で寝息をたててすやすやと寝ているせいで、私も眠くなってきた。
せっかくグダニスクに来たから荷物を置いたらすぐ観光に行きたかったけど
一時間くらいだらだらしてしまった（笑）
さすがにこのまま夜になると勿体無いと思い、眠い体を起こしてバスに乗って市内中心地へ。
カラフルな建物のあるお洒落な街だ。
有名なゴールデンゲートを通って、賑やかなメイン通りへ。
ヨーロッパの観光地に来た雰囲気。洗練されきった北欧とは違って、より歴史を感じる街並み。観光向けのレストラン等が立ち並び、たくさんの人で賑わう。
しばらく街をふらふら。少し歩くと運河もあり船もたくさん停泊していた。
夜ご飯はgoogle mapで高評価だったポーランド料理屋さんに入る。
隣のリトアニア料理屋の客引きの女の子に声をかけられ、大丈夫です〜と答えると悲しそうにOkay…と返されて若干心が痛んだけど（笑）ポーランド料理食べたいから仕方ない。
肉が食べたかったし、カツレツもポーランド料理ということで注文。
一皿でとても大きい。美味しかったけど食べ切れず残してしまった。
ここのお店の店員さんは愛想が良かった。
というかポーランドはどこも店員さんの愛想が良い。
チップ文化もあるみたいでマストではなく嬉しかったら払うというものらしいけど
私は現金を持ち合わせていないので払えなかった。
アメリカだとクレカでも半強制的にチップ払わされるのに笑
むしろこっちでチップ払いたいのにクレカで払える仕組みがないという…
宿に帰って今日はすぐ寝た。
静かな住宅地の中にあって、とても落ち着く部屋だ。
学校の寮より全然リラックスできるし、普段の生活は一人部屋だとしても心からリラックスできてないんだなと実感した。
近くでコンサート爆音で流れるわ、デンマーク人の若い学生が外で騒がしかったりとか…
この旅行は良い気分転換になりそう。
部屋の天窓から見た景色。のどかな風景。
