休日分もまとめて。
日曜日は夜ご飯のお皿洗い担当になって、
そこで一緒だった男の子と少し話した時に、彼が「ここの生活楽しい?」と聞いてきたので
「日本で仕事してた時よりも楽しいよ」と答えた。
ちょっと顔が暗そうだったので、あなたはどう?と聞くとうーん・・・という感じ。
彼は高校を鬱っぽさを感じて中退して、しばらくブランクがあったあとここに来たらしい。
ここいつも音楽鳴っててうるさいよね、と彼が言ってデンマーク人でもやっぱりうるさいと思う人はいるんだ…と共感。笑
多分彼は内向的なところがあるんだろうけど、そういう人はここでは生きづらいのかなあ。
仕事の辛さを経験した身からすると、語学の問題があろうがマイノリティだろうが
その時に比べたらなんだって楽勝な気持ちだけど
学生は学生でいろいろ人間関係に悩んだり大変なんだろう。
仕事してると仕事のことだけが悩みになるけど、私も学生の頃は人間関係とかにもっと悩んでたな…
今日は午前中アイデンティティの授業。
外部講師の人が来て、ダンスルームで授業をした。
ペアを組んでお互いにマッサージをしあったり、
片方が思いのまま目を閉じて身体を動かし、片方は相手を例えば鳥だと思って観察するというワーク。
これは自分の持っているバイアスを取り払い、別の視点で見てみるという訓練らしい。
不思議な授業だった。
お昼ご飯はロスキレに住んでいる日本人の女性(以前も食事した人)を学校に呼んで一緒に食事をした。
他の日本人の子たちも集まって、みんな興味津々に女性の話を聞いていた。
私にとってもその方の話は貴重だし、学生の彼らにとってもデンマークにずっと住んでる人の話は気になるんだろう。
あっという間に昼の時間が過ぎ、次は放課後カフェしましょうと言って解散。
午後はサステナブルの授業でバストリップだったのだけど、ぎりぎりまで話していたせいでトイレ行った隙に
バスを見逃してしまい参加できなかった…悲しすぎる…
授業を10%以上休んだ人は副校長のところに話にきなさいというメールが対象者に一斉配信されていて
旅行にたくさん行ってしまってる私にも当然届いたので、副校長のオフィスへ向かった。
ミラノサローネは仕事で行ったのでまだ言い訳できるにしても、サンフランシスコは完全プライベートだったので
正直にすみませんと謝ると「全然いいんだよ!!それより楽しめた?」とこちらが拍子抜けするくらい問題なかった(笑)
メインの目的は、ロスキレフェスティバルのボランティアに参加する意思があるかどうかの確認だった。
あまり休みすぎるとロスキレフェスティバルの参加券を剥奪されると聞いており
これまでも旅行で休みすぎだし、6月も会社の人来て休むからもうダメかも…と思ってたので
参加できると知って安心。
ちなみにフェスは通しチケットを買うと5万円以上かかる。
夜ご飯時に日本人の子と珍しく日本語で会話。(ごはん中日本語で会話するのは実は初めて)
正直日本人ってモテる?とかそういうことを話したり、
留学終えた後の就職のこととかも少し考えたりしてるみたいで
海外に住みたいけどまずはお金貯めなきゃとかそういった悩みを聞いた。
学生だし、留学で休学している分進路とかいろいろ悩むだろうな。
ある意味将来が決まっている私はその点楽かもしれない。
ちなみに彼らはほぼ初めての海外経験がフォルケだったらしい。
初めてでこれだけ上手くやれててすごいなと素直に感心した。
でも初めてでこういう環境に突っ込まれるからこそ、他も知らないしなんとかしなきゃ!で若さもあって順応できるのかも。
私も23歳の時にきてたら彼らのようにパーティーにも参加してとか頑張ってたかもしれない。
昔のポルトガル時代のブログを読み返してみたら、自分で寿司パ企画したり、ワイン開けてみんなで飲みだしたりして
結構社交的にいろいろとやっていたので、若さはやっぱり大きいのかもなあ。。
今度デンマークの伝統的な卒業式を模したイベントがあるらしく、卒業帽子づくりをした。
朝集会の時に今日はこの帽子をつくりますとスライドでうつしながら説明があって
私はてっきりこの写真の右のリアルな卒業帽子をみんなもらえるのだと思って
集会の時も挙手して「イベント後はこの帽子もらっていいの?」と聞いて「もちろん!」と答えてもらってたのだけど
いざワークショップスペースに行くと、どうやら画用紙でつくるみたいだった。(左)
想像と全然違う!!! 卒業帽子もらえるかと思って楽しみに来たのに…笑
いかついデンマーク人がこういうの画用紙でちまちまつくってるの可愛い笑