今日はデンマーク第2の都市、オーフスへ。
朝6時半の電車に乗って3時間ほどで到着。
オーフス駅はPH5のペンダントがふんだんに使われたお洒落な駅!
早速テンション上がる~~~
10時までどこも開かず暇なので、駅中のセブンイレブンでピザと焼き鳥を買って朝ごはん。
ちなみにこちらの焼き鳥…サイズは大きいけど500円する…
2か月前だったら我慢してたけど、ついに買っちゃったな(笑)
駅前に出て街の中心みたいなところを歩くけど午前中なので人はそこまでいない。
まずはARoSというオーフスといえばで出てくる虹色の回廊で有名な美術館へ。
想像以上に大きく、中は10フロアある。
そして各階でそれぞれいろんな展示をしている。
人も少なく快適に見れる。日本の美術館と違っていいところ。
屋上はレインボーの通路。グラデーションのほどこされたシートが窓に貼ってある。
オーフスの街がよく見える。高い建物があまりなく、見通すことができる。
わっかの真ん中は屋上庭園になっていて、気持ち良いのと昨日の睡眠不足があってしばらく寝てた(笑)
続きの展示を見に行く。
ARoSといえばでよく出てくるこの像。
私は地下のコンテンポラリーアートが好きだったな。
いろいろな世界観をつくりあげたもの。中国系の廃墟のような空間があったり。
特に印象的な展示で、日本の昔の家みたいな雨戸に窓の外を台風のような雨や雷が鳴る演出をしていた部屋があった。
実際に日本の「火の用心」の張り紙等も貼られて、このアーティストが日本を訪れて台風を経験した際に感じたものを表現したかったのだろう。
かなり怖い雰囲気の部屋ではあるのだけど、私は無性になつかしさを覚えた。
昔おばあちゃんちに泊まった時、夏休みで台風がきていて窓の外が大雨と雷がなっていたとき、
そんな雰囲気を不意打ちに、このデンマークで感じることになるとは。
他の人にとっては台風の中で独りぼっちになる孤独とか無力さとかそういう気持ちを誘発するかもしれないが
私にとってはどこか懐かしくてノスタルジックで心地良いものだった。
そしてこういう感覚というのは心の奥底に直結して、忘れていた記憶も呼び起こすのだなと感じた。
空間全体が作り上げる音や光や内装、匂いといった演出が疑似的に海外でも日本のなつかしさを作れることが不思議だった。
外に出ると昼になっていて、川の周りは人で賑わっていて気持ち良い空間になっていた。
電話をつなぎながら、マックを買って河原で食べたり、大聖堂を見学したりした。
オーフスはこじんまりとした街。
Street Food Marketに行くと様々な多国籍のコンテナで作られた屋台が並んでいる。
とにかく質素な普段の寮生活と違ってパンチの聞いた辛いものが食べたかったので(笑)、
韓国料理のコンテナでビビンバを注文。
これがおいしかった~~~!2200円くらいしたけど(日本なら半額なのに泣)、でもおいしかった~~
旅行中だしたまには良いよね、ということで…
ポート沿いを歩くと大きな建物。中には公共図書館が入っている。
こういう広い自習スペースがある図書館がある街に暮らしたい。
北側へ行くとビニルドームでできたカフェ。
ドーム内は暑すぎてお洒落なのに誰も中にはおらず、外でみんなのんびりしている。
私もオレンジソーダを買って海を眺めながら電話していた。
この旅行中も8時間くらいずっとビデオ通話を旦那さんとつなぎながら旅していたけど
この旅行スタイルなかなか面白い(笑) 疑似的に一緒に旅したような気持ちになれる。
たまに観光を忘れてベンチに座り込んでひたすら話すだけの時間もあるけど。
ごはん食べる時も話しながら食べれるから、一人より美味しく感じる。
日本で移民系の人がビデオ通話めちゃくちゃしてる姿たまに見かけるけど
こちらに来てあの人たちの気持ちが痛いほどわかった(笑)
夜20:30の電車に乗って、24時頃寮へ帰宅。
またパーティーやってたみたいで寮が荒れてるし、学校からズンズン聞こえる(笑)
日帰りオーフス旅行も良い気晴らしになりました。