今日も10時に会社の方々と待ち合わせをしてフィオレサローネをめぐる。

まず最初がエルデコのMaterial Homeという展示。



マテリアルを展示していて、今まで見た展示の中でも満足度高かった!

かわいい柄のテラゾーや3Dプリンターで成形した模様の壁。





可愛い鏡


こういう表現ができるのかと参考になる。

白色のスリットカーテンでできた空間も、空間演出として綺麗だった。




サステナブルなマテリアル研究のようなエリアではこれまでに見たことのないような

木の枝のようなもので編んだものだったり、OSBとは違う木屑でつくられたスツールなど

実験的なものも多々あって面白かった。


緑色でまとまった日本にはないような色彩のレストラン空間。




次はmosca partnersと書かれたミラノの南西にある展示スペースへ。

廃工場のような場所をリノベ(というかほぼそのまま使って)展示がされている。

麻のブロックで展示台を構成していた。




お昼は近くの調べたご飯屋さんへ。

みなさんはビールを飲んでたけど、私は昨日の反省を活かしてコーラに。

じゃがいもにソーセージが乗ったもの。



久々に小麦粉以外のご飯を食べれて美味しい〜〜

みなさん関西出身だったり関西での勤務経験があって関西ならではの番組トークの時をして

私は相席食堂をたまたまアマプラで見てたので話題にできてよかった(笑)


次はミラノトリエンナーレの中の企画展であるエットレソットサスの展示へ。

私は知らなかったけどイタリアの建築家・デザイナーでデザイン集団メンフィスの創始者として有名らしい。

会社の人たちは設計者ではなくプロダクト寄りの開発系で

自分とは違う視点や興味を持っているので、新しい知識に触れられることがありがたい。


ここで会社の方々は見たい展示を全て見終えて一段落だったので

私は彼らが初日に見て一番よかったというブエラ地区の展示を個人でまわることにして

ここで解散させてもらい、単独でブエラ地区へ。

マジスは普段のショールームと特別買わなかったけど、窓からもカラフルでお洒落な家具が見えて素敵だった。



会社の人におすすめされたタイムアンドスタイルではピーターズントーオマージュの家具展示をしていた。



テルメヴァルスでも見た寝椅子は知ってたけど、他のスツールとかは知らなかったなあ。

タイムアンドスタイルでは日本らしい展示をしていて、それがかっこよくなかなか見ごたえがあった。デザイン界の中でカリモクもしかり日本のデザインは贔屓目もあるかもしれないけど、向こうの人にとってもハイセンスなんじゃないかな。

またこのあと並んでたので入ってみた展示がメンフィスだった。

カラフルで幾何学的な家具が特徴的。


行列のできてたエルメスの展示。

インスタレーションメインだった。




19時頃、宿に戻ってワインを飲みながら食事。

ミラノサローネ期間中、フィオレ会場で名刺交換したり、市内とかで英語でのやりとりを壁を感じずできたことで

普段デンマークにいると周りが流暢すぎて自分なんてまだまだ。。と感じていたけど

世界標準だと問題なくできているし、その辺の人たちよりもかなり話せるようになってる!と我ながら少し感動。

海外に憧れていた大学時代からここまで来たんだなあと。。しみじみしてしまった。

かつての夢だったことに近付いているのってやっぱり嬉しい。

時間はとてもかかってるけど、人生が自分の目指す方向に着実に進んでいるって

それ以上に嬉しいことってなかなかない。


明日はミラノ最終日。