朝の水泳をして、午前中はサステナブルの授業。

初めに生徒が自分の好きなテーマでプレゼンをする。

今日はダイビングの資格を持った女の子が海についてのテーマでプレゼンをしていた。

人工島に風力発電を置いている写真をうつしながら、岩礁を壊して人口島をつくることの批判をしていた。

風力発電はサステナブルなのに、それで岩礁を壊すことはナンセンスだということ。

 

そのあとサステナブルとはどんなものだと思う?と先生からの質問があり、

私はSDGsという言葉は聞いたことがあるけどと答えた。

SDGsは具体性がなくて、こちらでは批判的に捉える人も多い言葉らしい。

日本ではSDGsというキーワードがよく出てきたけど正直私も一体なんなのかよくわからなかったので

こちらではあまりトレンドなキーワードではなさそうだった。


 

またなぜ、生物の多様性が必要なのかについて考えてみましょうとなった。

生き物は全て鎖のように関係性がつながっていてdependentな存在だから

一つが欠けると他にも悪い影響が起きてしまうといったことや、

植物の場合は同じエリアに一つのものだけがあると偏った栄養だけが土から奪われてしまったり

一つの病気で全て死滅してしまうため、いろいろな植物があると良いといったこと、

また畑で何かを育てる時にはそれぞれの野菜によって必要な栄養素が違うため

そのバランスを考えて栄養の取りあいにならない組み合わせで考えることが必要とのことを学んだ。

 

そのあとグループワークに分かれて、私はキノコを栽培する班に。

育て方としては所々に小さな穴をあけたプラスチックポットにコーヒーカスとキノコの種を植えて

18度以下のところに保存しておくと穴の隙間からキノコが増殖してくるとのこと。

キノコを自分で栽培できることを初めて知ったし、意外と簡単。

ちなみにこちらではシイタケはそこまでメインではないけど、シイタケの栽培セットもあったのでそれを購入した。

グループの班に同じ寮のティルダがいてくれたので親切にデンマーク語のキノコ栽培のガイドも英語で翻訳してくれた。

手間をかけてしまって申し訳ないと思いつつ、優しさに感謝。。

 

ランチのあと、午後は集会。

今日はロスキレフェスティバルについての説明だった。

ロスキレフェスティバルは1週間ほど開催される北欧一の大規模な音楽フェス。私たちはそれに向けて作品をつくる。

衝撃だったのがフェス期間中9日間ほど、テントに寝泊まりするということ。

しかもフェスの最中は夜中までみんなお酒を飲んだりして騒がしい。

2.3日テントならまだ耐えれるけど1週間以上はちょっと…

しかもその間寮は、フェスティバルの関係者に貸し出してしまうから戻れないとのこと。

正直耐えられなさそう。。。。笑

雑音あるとすぐ眠れなくなってしまうし、キャンプは一日だけでもすごく疲れるので、

今度学校になんとかならないか相談してみよう。。

 

ちなみに今日初めて夜ご飯をスキップした。

これまで他の生徒たちが授業やごはんなどスキップするのをたくさん見てきて

私は極力出ようと思っていたけど、今日は休み時間に昼寝をした後そのまま起きれずまあいいかとなってしまった。。

隣の部屋でも2人体調が悪くて寝込んでいて(一人はストレスで吐いてしまったらしい)、それも影響したのかも。

デンマーク人にとっても外国人にとってもここの生活はそれなりにハードだ。

風邪なのかサボりなのか、全校生徒数に対して明らかに出席数が少ない集会とかも欠かさず出ていたけど

ここにきて、もうちょっとサボってもいいかなと思うようになってしまった。

一人部屋にして本当によかったと思う。ほかの人たちは3人部屋とかだからすごく大変そう。

たまにポルトガル留学時代の人と生活の緩さを思い出して懐かしくなる(笑)

あの頃は今に比べると大分気楽だったなあと思うけど、あれは特に恵まれた環境だったんだろうと今になって思う。

ちなみにこちらは20時でもこの明るさ。