前回の続き。
(あとから直したい時の編集の仕方がわからない…)
10歳で暗闇時代に突入した話までしました。
なにぶん、極端な性格なもので
「しゃべるな」と言われたから「しゃべらない」と決めた私。
それ以降、14歳くらいまで
友達を一切作りませんでした。
何かを渡さなければならない、
などがあればもちろん声はかけます。
でも極力、人と話さない。
一番困るのは、クラスの誰かがすごい面白いことを言った時。
心の中で私は、「やべえ、面白くて笑いたいけどここで笑ったらアカン」
とものすごく耐えました。
ただ、「暗い」とも思われたくないし「不良」とも思われたくないので
ある程度の身だしなみと、ある程度の成績を保つことに
一生懸命になりました。
その頃はルーズソックスが流行っていたので
ほどよい長さのルーズソックスをはき、(ほどよい、がポイントです)
スカートはひざ上5〜7㎝、
髪型も先生に気づかれない程度に
ほんのり染めて、当時流行していた安室ちゃんの真似をしてました。
(年齢バレますねこれ)
成績はクラスで2〜5位付近を狙い。
走る、泳ぐは一応、当時は得意だったのでリレーとかには出てました。
無表情で。
実はアンカーで抜かして1位を穫ったりできたんですが、
「嬉しい」という表情を見せてはアカンと思っていたので
そのままススっと自分の席に戻ったり。
そんなこんなで、
話は長くなりましたがとにかく、
当時は「人からの目」が
気になって仕方なかったのです。
「私のことみんなブスって思ってるんじゃないか」
「今、話しながらこの子ブスだな〜って思ってるんじゃないか」
私が一人でいるときに後ろで笑い声がすると
「私のことで笑ってんじゃないかな」
などと色々妄想してしまうのです。
実際、女子にいきなり「ブス」って言われたことが数度ありました。
「スタイルが悪い」と言われたこともあります。
今から思えば、単純になんとなく
傷つけたかったんだなと思えるのですが、
いきなり言われるもんだからびっくりして
言い返せず、
さらに友達もいないもんだから
相談する相手もいない。
「大人になったら整形しよう」
と本気で思っていました。
その後も色々あったのですがいったんはしょります。
自分へのコンプレックスが高まりまくりで
いろんなストレスと相まって
不眠症に5年ほどなったほどです。
軽い拒食症、過食症にもなりました。
でも、これが今となっても
「何くそ」精神にはなった気がします。
大人になってから思ったことが
学生時代に
「メジャー」組にいたか
「マイナー」組にいたか
これで結構、生き方とか考え方
変わるんじゃないかな、ということです。
別にどっちがいい、悪いではないのですが。
マイナー組にいたことで、(マイナーも何も友達が一人としていなかったが)
様々な視点で見たり、客観的に、
ある意味ひねくれた斜めから見た視点であったり。
特にものづくりの仕事をしていると、思うのです。
ひとりでクラスのみんなを観察していたので
観察力だけはあると、自負しています。
そして、
「若い頃はよかったな」ではなく
「今が一番青春している」
「今が一番楽しいわ」と思えるのです。
はあちゅうさんは、
その何くそ〜!をちゃんとパワーにして
ここまで来たんだからすごいな。
自分もまあまあ頑張ってきたとは思うけど
まだまだ切り開けてないかもな〜。
なので、たまに、
昔を思い出してとっても辛い気持ちになることもあるけれど
前を向いて、今からでもちゃんとその体験を糧にして
頑張っていこう!と思うのでした。
この話終わり。