月曜日に観たのにもう、遠い昔みたいだわ…

私の夏のバレエ祭り最後のバレエフェスガラに行ってきました!

バレエフェスは全部ガラなのに、ガラだけなんでガラと名づける?と友達が言う、尤もだ!

抽選申し込みで第一希望のS席ははずれA席でしたが、3階でも1列目だったからまぁまぁでした。
基本的に双眼鏡でガン見。
友達にアドバイスをもらってこの夏に買った双眼鏡がよく見えるのよ〜😆


演目はこちら。


自分では全く覚えてないのですが、遡ってブログを読んでみたら前回はガラは中止、その前はガラのプログラムは有料だったらしい。


今回は簡単なプログラムが配られました。


またまた知識のない私の勝手な備忘録を徒然に。


1部


・ヌニェスとムンダギロフの眠り3幕GPDD

初っ端にこういう王道が来るとよし!観るぞ!って気合いが入りますね

もちろん素敵、文句なしですよ

チャイコフスキーはやっぱり素敵、と最近思う中でも眠りの音楽がとってもイイ!


・ベジャールペアのコンセント・アン・レ

大橋真理さんのポワントワークが素敵でした

でもベジャールはちょっと苦手なの…


・ヤスミンとリースクラークのロミジュリ バルコニーのPDD

ヤスミンてとても伸び伸び踊りますね〜

ドキドキ感はBプロのサラ・ラムの方があったかな


・アッツォーニとリアブコのアダージェット

観ていてあれ?この音楽最近聞いた気がする、と思ったんだけどBプロのマーラー交響曲第3番と混同したかな

これは第5番第4楽章だそうです

やっぱりリアブコの感情豊かで地に足のついた動きが素敵!


・八菜さんとジェルマン・ルーヴェのシルヴィア

ノイマイヤー版ではなく発表会でよく観る振付、プロで観る事が少ないから期待しましたが

八菜さんが途中、ポワントで崩れそうになって客席からも声が💦

なんて呼ぶのかな、5番ポワントでプリエしながら足首出さないでチョンチョンて跳ぶパの時にガクッとなりました

全体的にポワント豚鼻が床にしっかり付いてないように見えたから、合ってなかったのかな

その後はちょっと心配でニュートラルに観られなかった、ごめん


2部

・菅井さんとトルーシュ スプリングアンドフォール

軽やかな演目で菅井さんの音楽との一体感が半端ない‼️

音楽の同期っていうのか?音の跳ねるタイミングと菅井さんの身体のフワッと上がるタイミングがコンピュータ制御のように、ピッタリというより完全に一致してました

特に男女同じ振りのところが多くて、トルーシュはそこまで出来ないのでズレて見える😅

以前この2人でアイガットリズムを観た時もそう思ったのを思い出しました


・ブレルとバルバラ

着物を肩がけした小林十市と普通のジルロマン、ベジャールの男性2人の演目ってなんとなくコミカル?それともジルロマンのキャラクター?

この音楽がブレルとバルバラのシャンソンらしい


・ドロテとユーゴのジゼル

こちらも王道、とっても綺麗でした✨

でも本当は群舞もいる墓場のシーンのせいかな、ガラだしグッとは来なかったわ


・シュツットガルトペア 悪夢

えーと、あまり覚えてないの、ごめんなさい

レディガガの音楽使ってたな


・ヴィシニョーワとゴメスのル・パルク

ABプロを一緒に観た友達が、どっちもルパルクやったからこうなったらガラもあるね、と予言、的中😆

でも人気のある演目だしね、このペアが一番雰囲気が良かったかな〜

そういえばなんでタイトルが公園なんだろう…ネグリジェなのに…


・メイちゃんとキム・キミンの海賊

素敵でしたー、メイちゃん😍

今回はどれも綺麗すぎてアクというかキャラが見えなかったので、これからはそういうのが見たいかな

キムキミンはすごい拍手、まぁ跳んでるけどね、マリインスキーのエレガントさがあんまりなくないです?

レベランスでメイちゃんの手を取る時が、お兄ちゃんが妹を連れて行く時みたいな感じで、バレエじゃなかった…


3部


・カジミールの色、エリサ・バネデスとフォーゲル

彼女はコンテを踊ると凄い!クラシックももちろん素晴らしいけど、毎回コンテ見るとわぁ!って思う

コンテって基本的にストーリーがないから、音楽との調和やその人らしい踊りが見えないと引き込まれないんだけど、これは見入ってしまった


・シムキンのレ・ブルジョワ

きっとこの演目は観たことあるなって感じ

シムキンのキャラクターによく合っていた、演劇的要素が多い踊り

以前ほど跳ねたりできないからこういう演目が増えちゃうのかな


・サラ・ラムとブライスウェルのシンデレラPDD

ガラでシンデレラをやるの珍しくないです?

舞踏会のキラキラPDD、王道でした

ふと、サラ・ラムとよく組んでたマックレイはどうしてるかなーと考えてたら、インスタにサレンコとデンマークのフェスにいるのが出てました


・ボッレとリアブコの作品100〜モーリスのために

これはハンブルクバレエ来日時にノイマイヤーの世界でリアブコがやったのを覚えてます

ノイマイヤーが親交のあったベジャールを思って創作した作品

Bプロではボッレがリアブコを誘ってアミを踊り、ガラではリアブコがボッレを誘ってこれを思ったのかな〜

友情が感じられて良い感じでした


・ボリショイペアのドンキ

始まる前に友達が今のマーシャにフェッテはできる?と話していたけど、おっしゃる通りでフェッテの代わりにピケターンのマネージしてました

でも明るくてとっても良かったし、優しいバジルに姉さん女房っぽいキトリでした

今回のアレクサンドロワの明るさは特筆モノ


ガラといってもA、Bプログラムと特に違ったところは見出せなかったのですが、

観る人が観れば違うのでしょうか。

ファニーガラがあるところだけが違う、というのだとしたらどうなの?


と、好き勝手にエラソーな事を書いたり喋ったりしたバレエフェスも無事完走。


やっぱりバレエはスポーツとして過酷なんだけど、そこにエレガンスがないと私は納得できないなぁって思いました。


でもそれだけに美しいですよねー。


この良いイメージをなんとか身体に染み渡らせたいものですっ!


このあとお決まりのファニーガラでしたが、長くなったので次に書きます。


Bプロの前にも精養軒で食べたのに、1日空いたガラの前も違うお友達と精養軒へ😅


いつも食べてるフォレステューユというコースはもう食べちゃったので

一番高いコースにしてみた。


ほら、ガラは長いからお腹すいちゃうでしょ。



ライスとミニケーキとコーヒーも付いてたけど、もうちょっと量が食べたかったな。

私、燃費が悪いんですよー。