バレエの友達だったのに、今はバレエじゃなくてアーティスティックスイミングを習ってる友達が
マスターズに出るっていうので観に行きました!

水泳ではマスターズってよく聞くけど、アーティスティックスイミングにもあるのか!

友達は最初、発表会があると言っていたけど大会でした。

正式には「東京都ASマスターズルーティン大会2024」。


大会関係者は皆さん、アーティスティックスイミングって言わずASって言ってた。

テレビでしか見たことのない、辰巳にある東京アクアティクスセンターに初めて行きました。

辰巳の森海浜公園の中?隣にある巨大な建物!

大会はサブプールの方でそこには水深1.5mと3mのプールがあって両方使ってました。

あとで知りましたがプールの水深が変えられるんですって!
すごおおおい!

友達は団体フリーパフォーマンスという部に出ていて、チームは6つありました。

それ以外にもソロや二人組のデュエット、あと審判による採点の付く、テクニカルルーティンというのもありました。

ASはテレビで観た事があるけれど、生で観るのは初めて。

オリンピックとかはプールサイドを歩いてくるところからもう演技みたいだけど、
水に入ってからポーズしてスタートする方が多かったです。

平均年齢70代というチームもあって驚き‼️
というか、大人バレエと同じで若い人はいなかったかも。

多分、皆さん水泳を長くやっていてそこからASに入ってきているのではないかしら。

なんと元オリンピック選手の小谷美可子さんも出場していました。
マスターズの世界大会を目指しているそうで、
使った音源も劇団四季の人が歌って17歳になる娘さんがコーラスしてる、とのこと。

ここだけいきなりプロっぽかったです😅

演技が終わると演技のテーマとチームが書いた意気込みや自己紹介がアナウンスされました。

友達のところは「コーラスライン」。
なかなか凝った振付で、友達は2人組でやる振りがあったし
スプリッツした人を皆んなで水の中でリフトしたりしてて驚き!

いつもすごい楽しいからやろうよ!という友達は
泳ぎのスキルを高めるために区民プールのスクールにも通ってる。
すごいハマってますね😆

バレエも上手だったし再開したいらしいけど、
プールが忙しくてスケジュールが合わないそうです。

ちなみに娘ちゃんもASをやってます。
親子でやってるなんて日本に両手にも満たないでしょ?と聞いたら、そうでもないよ〜とのたまってた。

自分と娘の水着作りもしてて、相変わらずな感じ。

観ているうちになんとなくASというものがわかってきて
リフトしない限り基本的に水面から出るのは首から上か腕か足だけなので、
爪先と膝が伸びてることが必須!
ここはバレエと同じでした!

膝はやっぱり小谷さんくらいしかきっちり伸ばせてなかったけど
爪先は全員伸びていてこれにはビックリ‼️

大人ASもやってるんだから大人バレエも伸ばさなくちゃダメだわ…って思った私。
なんでも自分に引きつけて考えちゃう人。

あと股関節がよくまわる小谷さんは足の演技が大きく見えました。

やっぱり可動域なのか…

最後にエキジビションで世界選手権に出た元選手でそのあとはシルクドソレイユの「オー」に参加していたという人の演技がありました。

やっぱり素敵でした。

この方がみんなの演技を見た感想で
点数はつかなくても審判席にアピールを、とか表情が大切と言ってました。
アーティスティックってそういうことなのね。

あと審判員長さんが、リフトは昔は危険だからマスターズでは禁止だったけど
みんなやりたがるから解禁になったんだからとにかく安全にお願いします、と言ってました。

へぇー、なるほど。

私は水が怖いタイプだから無理だけど、水泳得意とか水中が好き、という人で踊りココロのある人なら楽しいかも。

大人バレエならぬ大人ASもこれから盛り上がる予感。

もっと家族とか観に来るのかと思ったら、私を含めて洋服着て観てる人(=観客)は数人で、
大会関係者と参加者がほとんどでした。

そもそも関係者1人につき2名までだから絞ってるんだけど。

サブプールは観客席はないのでプールサイドのベンチで観るのはなんか新鮮✨。

そしてアーティスティックといってもやはりスポーツ。
水泳や体操みたいに掛け声が掛かったり、技が決まると拍手が起きたりヒューヒューとか声出したりして、
体育会のムードがこれまた新鮮でした✨

建物は大きすぎでうまく撮れないし、演技やプールは水着だし撮っちゃいけないかな、と思って
記念にこれを撮ってみた。

ここのキャラクターなのかな?


初めてのアクアティクスセンター、初めてのAS、楽しみました😆