https://www.k-ballet.co.jp/uploads/tokyo/0608_1830_Sat_Casting.pdf
今回はいつものメンバーと別日だったので1人で観ました。
ブログを辿ってみるとKのバヤデールは初めて観たみたい。観た事あったように思うんだけど勘違いかな。
熊哲がブロンズアイドルの登場シーンが婚約式なのは話の辻褄が合わないから変えた、というのを読んだ覚えがあるので
てっきり観たんだと思ってました。
セットというか背景、美術全般が観るたびに大掛かり、派手になっている気がします。
インド風の彫刻、寺院の奥行き(伏見稲荷の鳥居⛩️を思い出しちゃった)ソロルの乗る象の大きさ、リアルさ。
悪くないよ、素晴らしいよ。
でも、あまり立派だとだんだんディズニーのアトラクションみたいに、わーすごおい!って気を取られちゃう。
バレエダンサーってカラダひとつで表現する、究極のアナログだから
周りに意識を取られない方が良いんじゃないかな〜。
なんなら粗末な作りであっても、キラッキラのヴァリエーションがあれば、そこは立派に宮殿に見えてくると思うのよね。
余計なお世話ですかね。
小林美奈さんはもう長いですが、このところとても良いですよね。
ガムザッティも良かった。嫉妬に燃えるお芝居は素晴らしい。
でも、もう一味、踊りに表現力があっても良かったかな〜。
山本さんとのPDDはタイミングがズレることが多かったけど、あれは男性側の責任?
でも熊哲は音が絶対だからねぇ。
結婚に気が進まないソロルを表現したとか⁉️
ちなみに小林さんを観てると広瀬アリスさんに見えてくる😅
美人さんですよねぇ〜。
山本さんはもう少し自分を抑える演技も出来たら良いんじゃないかなぁ。
アヘン吸ってヘロヘロの中、ニキヤを求めるわけだからさー。
カルミナのサタンなら良いんだけど、いつも山本雅也に見えちゃうと熊哲みたいになっちゃ…アワワワ💦
踊りは素晴らしいので、もう一段上に上がって欲しいかな。
飯島さんのニキヤは合ってました。
群舞と一緒に踊るの見て驚いたけど、誰よりも首が長いなぁ〜!
あの痩せたボディも巫女にはピッタリで、お腹の露出が美しい✨
そしてあの軸の強さが素晴らしいです。
カルミナやコンテでもあの軸を使ってオフバランスにしたりするから決まるんだと思う。
飯島さん今回変わったな、と気づいたことがあり
今までは彼女はなんとなく自信のなさが見えていて、実際カーテンコールでは
(無事務められた!嬉しい)という吹き出し💭が見えていたのですが
今回は踊りから堂々した風情が現れていてそれが影のニキヤと相まってすごい良かったです。
もしかしたらテクニック的には上手く行かなかったところもあったかもしれないけれど
そういう事は些細なことで、役を全うしてこそプリンシパルだと思うのよねー。
カーテンコールでも可愛い飯島さん、じゃなくて
ダンサーを代表しているっていう責任感みたいなのが見えた気がしました。
やっぱりカルミナがステップアップさせたのかなぁ。
カルミナのすぐ後だから大変だったろうに、昇華させていてすごい!
どうでも良いけど気になった事が。
1幕で大僧正と一緒に普通の僧侶が並んでいるのですが
それが絶対Kのダンサーじゃない。
他のジャンルのダンサーとか俳優なのかもしれないけれど
体型とか歩きとか違うのでキャスト表を見たけれど表記なし。
ただ立っていたら気づかなかったと思うのですが
ふとしたタイミングで1人が真ん中から歩いて出てきて上手の袖付近の位置に着いたのです。
んん?なんか役割あるのか?と思って注視したのですが、特になし。
もしや、出をトチった?
と思って他の人も見たら、そういやバレエっぽくない小太りのおじさん達だな?と気づいちゃいました。
翌日Kを長く応援している友達に話したら、バレエやってない関係者が出ることもある、との事。
そうなんだー。
あと、苦行僧のマグダヴェヤの顔の塗りがマントヒヒみたいなの初めてでした。
新国もKも苦行僧が凄く怖かった。
海外のバレエ団はそんな風に思わなかったけど、これはアジアンテイストになると怖くなるのかな。
いつものN子さん手配のチケットでとても観やすいお席でした。
N子さんは土日は観ないと聞いていたので会えないと思っていたら、幕間に席まで来てくれて
お席は観やすい?カルミナどうだった?来シーズンはこれとこれとこれ、またKをよろしくね、と😊
なんでも今日が最後のダンサーさんがいるので、オケピで急遽チケットを取ったのだそうです。
こういう人達がバレエ団を支えているんだなぁ~。
いつもラクしてチケット取ってもらっちゃってすみません&ありがとう🙏
次は9月の人魚姫。
ディズニーみたいじゃないといーなー。