2020年1月16日
令和2年初の診察日病院

前回の抗がん剤のあと、主人の体調はそれまでの好調とは裏腹に一気に悪化してしまいましたチーン
倦怠感をはじめ、激しい咳き込みと息切れ、咳からくる胸や脇、腰の痛みと嘔吐、ティッシュが手放せないほどの鼻水と時折り混じる鼻血、たまに38度台まで上がる発熱や悪寒などゲホゲホドンッ
体重もついに82kg台まで落ちましたダウン

ここまでは今までも出ていた症状ですが、このところ新たに声がかすれるようになりましたショックあせる
実は主人はもともと、映画の吹き替えでもできそうな、とても素敵な低い声の持ち主でした合格
それがかすれて上手く発音出来ず、声量も小さくて裏返って高い声しか出なくなっているのです笑い泣き
本人曰く
「これも鼻水や鼻血も全部、救急外来の処置が雑だったからだプンプン
と嘆いていますが、病気が進行しているのではないか?と私は不安で仕方ありませんもやもや

ただ、そんな辛い状態でも、主人は仕事を休むことなく毎日出勤していましたショボーン

頼みの綱のデカドロンは、満を持して年末年始の家族旅行当日から4日間続けて服用しました薬
それまでしかめっ面で辛そうだった主人が、数時間後には穏やかな表情でハンドルを握り、宿泊先まで運転できたのには本当にビックリびっくり

おかげで4泊5日の旅行中は体調も良く、食欲も復活して、目の前に運ばれてくる豪華なおせちをゆっくり味わえました割り箸照れ
天気が良い昼間はお出かけもして、家族水入らず、のんびり過ごせたことがなによりの幸せでした門松波太陽絵馬


デカドロンは確かに目を見張る効果が数日間つづきますが、やはりステロイド系薬
長く飲み続けると血糖値上昇、筋力低下、胃粘膜障害、骨密度低下、弱毒菌への感染症にかかりやすくなるなど、弊害が多々あるそうであまり頼るわけにはいきませんドクロ

旅行から戻った主人は、仕事に行き始める頃には、すっかり元のしかめっ面に戻ってしまいましたチーン
咳に体力を奪われ歩くのもやっと、止まらない鼻水に根を上げて、2月からは長期休職の予定になっていますゲホゲホドンッ

今年初めての診察日、検査結果も良くないのでは?と心配でたまらない私あせる
ところが結果は
⚫︎レントゲンに大きな変化はなく胸水も増えていない
⚫︎腫瘍マーカーCEA 前回16.8→今回12.8に減少
⚫︎腫瘍マーカーCYFRA 前回13.5→今回8.0に減少
⚫︎炎症反応CRP 前回3.24→今回3.04でほぼ横ばい
⚫︎酸素飽和度 99%
⚫︎ほか特に大きな異常は無し
とのことで無事、80%に減量した4回目の抗がん剤を点滴できました。

また、肺炎にはかかっておらず、咳などの症状は今使っているドセタキセル+ラムシルマブの副作用や、イミフィンジ後遺症など薬剤性の可能性も考えられるとのこと。ラムシルマブを続けている間は鼻血は治らないと思った方がいい、とも説明を受けました。

それでも咳が辛すぎると訴えた主人に、倦怠感予防のデカドロン4日分の他、同じステロイド系で1年前の肺炎の時もお世話になったプレドニンが、あの当時の半分の量で処方されることになりました。

翌日からプレドニンを飲み始めた主人に、デカドロン以上の変化が起きました。
咳、鼻水、鼻血がほとんど出なくなり、私が止めに入るほど食欲アップアップ
とにかく何か食べたくて仕方ない様子ラブ音譜
今朝も起きるなりお餅を焼いて3枚ペロリうずまき
なんでも夢にお餅が出てきたそうで、夜中からずっと食べたいのをガマンしてたんだとか笑い泣き
とても同じ人とは思えません。

ステロイド系の薬は別人かと思うほど劇的効果が出るけど、やっぱり怖いなあガーン

今月からハイパーサーミアが始められれば、と淡い期待を抱いていたものの、鼻血が止まらず先送りになりました。

プレドニン効果で鼻血が止まったら、ハイパーサーミアへの道が開けるかもラブラブと願っています!