昨日の診察で、主人が唐突に希望したのが
「
ハイパーサーミア
」
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
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さかのぼること10日ほど前、いつも主人のことを心配してくれる職場のひとみさんと、今後どんな治療が可能なのかやりとりをする中で、
「酵素風呂とかどう?がんは熱に弱いらしいよ」
という彼女のアドバイスをヒントに検索しまくり、たどり着いた治療法です。
Wikipediaによると、
「ハイパーサーミアは、身体を温めて腫瘍などの病気を治療する温熱療法。副作用や使用回数、線量制限といったものが存在しないことが利点。しかし治療の計画、評価が困難であったりするため、補助療法の1つとなっている」
とあります。
日本ハイパーサーミア学会HPには
「42.5℃以上になると“がん”細胞は死んでいきます。正常組織は同じようには温められても、血管が拡張し血液がいっぱい流れることで熱を運び去ってくれます。がん組織の中にある血管は温められても拡張することができないので、オーバーヒートしてしまい、がん細胞だけが温められ死んでいくのです」
と説明されています。
さらに
「温熱療法は抗がん剤と併用して、抗がん剤の効果を増強させることができます。さらに体を温めることによって免疫力が高まり、がん細胞を自分自身の力だけで排除する働きが高まります。今後の研究次第では、がん増殖を抑えるがん休眠療法の一つとして温熱療法は期待されています」
とのこと。
がん治療の場合は回数に制限がつくものの、保険も適用されるらしい。
「これ、やりたい
」
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
主人もハイパーサーミアに興味が出た様子。
さらに調べてみると、一次治療を行ってくれた部長先生が、ハイパーサーミア学会指導医であることも判明。偶然にしてもびっくりです!
早速、部長先生にこの治療法について問い合わせてみました。
「ハイパーサーミアはがんとの相性が良いと思います。少なくとも私は効果があると信じてます。抗がん剤と同じ日に受けることで高い効果が期待できます。ただ、この治療ができる医療施設は多くありません。医療収益の観点から言えば、病院経営上はプラスになりにくい。つまり儲からないから。ご希望でしたら私の知っている病院を紹介しますよ
」
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なんとありがたいこと![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
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そんな経緯があり、主人は抗がん剤1週間後の診察で、主治医にハイパーサーミアを受けたいと切り出したのでした。
主治医はハイパーサーミアが温熱療法で、以前は大学病院などでも行っていた治療法なのでやることに関しては問題ない、と同意してくれました。
抗がん剤と同じ日に受けると治療効果が高いという知識まではなかったらしく、主人が
「同日に受けるために、部長先生から別の病院を紹介してもらおうと考えています」
と話すと少し驚いた様子。
とりあえず先日のPET-CTのデータなどをもらってきました。
まだどうなるかはわかりませんが、今月中には部長先生のもとへ。その後、紹介してもらったハイパーサーミアができる医療機関へ行き、詳しい話だけでも聞いてみたいと思っています。