ご無沙汰しています。
アメブロ、久しぶりの投稿になります。
今日7月15日は主人の命日です。
ちょうど新盆と重なるため、今月初めに家族だけで一周忌法要を済ませました。
1年前の今日、私は肺ガンと闘い終えた夫の顔をただ静かに眺めていた気がします。
29年間連れ添った夫が突然目の前からいなくなったことが受け入れられなくて、でも葬儀の準備はどんどん進んでいき、自分だけ取り残されている様な感覚でした。
あれから1年。
相変わらずコロナ禍の状況は続いていて、世の中に大きな変化はありません。
私はというと、頼るべき存在を無くし、何でもとりあえず自分の力でやってみるようになりました。
150センチと背が低くて、今まで高いところの作業は夫任せにしていましたが、今は脚立を立てて何でも自分でチャレンジしています。
1番大きな変化は自分の健康面。
看病で自分のことをほったらかしにしていましたが、社会保険から国保に保険証が変わったのを機に今年3月末、2年ぶりに健康診断を受けました。
すると血糖値が赤信号。このままでは糖尿病確定だと医師から聞かされビックリ。
その場で保健師さんから保健指導を受け、2ヶ月後の血糖値再検査まで運動と糖質制限の食生活を送るよう指導を受けたのでした。
大切なバンドの仲間を糖尿病で亡くしたことがあるので、この病気の怖さは何となく知っていましたが、改めて聞くと糖尿病の恐ろしさを痛感。
「これは本気で生活改善しなければ」
と固く決心しました。
まずは4月中旬から毎朝30〜60分間のジョギングを開始。
スマートウォッチで心拍数120〜125くらいを目標にしました。
初めは5分も走ると息切れしてゼーゼーハーハー。
毎日走ることで徐々に体力が付いていき、今では30分くらいなら平気で走れるようになりました。
歩数計は毎日10,000〜15,000歩ほど。
食事は野菜ファーストを必ず守りました。
朝起きたらまずは野菜をムシャムシャ。
体温を上げるためにトマトやキャベツ、ほうれん草、キノコ、海藻類など、糖質の多い芋類以外は何でも入れて、たっぷり作った薄味のスープをゆっくり噛みながら食べました。
そのあとは肉や魚、乳製品に豆類、卵などタンパク質を摂ると、すでに腹八分目。
イワシやサバ、蒸し大豆の缶詰には何度も助けてもらいました。
最後に炭水化物。玄米ご飯や白米、ホームベーカリーで焼いた全粒粉パンを少しだけモグモグ。
大好きな粉物〜麺類やピザを避け、お菓子大好き間食生活から足を洗い、どうしても我慢できない時は朝食直後に量を決めて食べるようにしました。
そして1時間以内にはジョギングに出発。
近くの公園には野鳥がたくさんいます。
いつもすぐ近くに来てくれるカラスやスズメは、たぶん姿を変えた夫に違いないと思っている私。
「パパ!私負けないよ。頑張るからね!応援してね!」
と何度も話しかけながら走りました。
2羽揃っている時は実の両親。
3羽の時は義父、義母、夫と信じて必ず話しかけていました。
そうそう、家庭用トランポリンも購入しました。
雨で走れない時は家の中で30分間、YouTubeを先生にトランポリンエクササイズでたっぷり汗をかきました。
こんな生活を2ヶ月続けた結果。
体 重 マイナス6.5kg
体脂肪率 マイナス6%
体内年齢 マイナス11歳
を達成。
保健師さんに理想と言われた標準体重になり、30年前の結婚式の時くらいまでサイズダウン。
おかげでウエストにくびれが復活しました。
それでも血糖値が下がっていることとは別問題。心配で仕方なく、事前に血糖値を調べる方法はないか?とネット検索してみたら、献血すると血糖値を測定してもらえることを知りました。
そこで先月と今月は2回、献血にも出かけました。
実は以前、献血車を発見してAB型の血を役立ててもらおうと思ったら、鉄分が足りなくて献血してもらえず、逆に健康指導を受けた経験がトラウマになっていたのですが、生活改善の効果か今回は全ての基準を無事クリア。
2日後、献血サイト・ラブラッドに届いた検査結果は1回目、2回目とも血糖値が基準値内に収まっていることが分かりました。
良かった〜!
明日はいよいよ運命の血糖値検査です。
こんなに頑張ったんだからきっと、きっと大丈夫。
この厳しいダイエット経験で、自分に自信がついた気がします。
この1年頑張った自分を、少しだけ褒めてあげてもいいかな。
パパも褒めてくれるよね?
息子たちも元気で働いています。
インコのそらちゃんはやっぱり私の1番の味方。
保護猫団体から譲り受けた元ノラのまるみちゃんはとても甘えん坊さんになりました。
これが今の私の大切な家族です。
いつか夫と天国で再会するとき、たくさん楽しい報告ができるよう、これからも健康に気をつかい、人生を楽しもうと思います。
命日当日の朝、ジョギング後のストレッチで見上げた公園の大木。
生い茂る葉の隙間から、主人が微笑んでくれている気がして、しばらくボーッと眺めて癒されていました。
かわいいかわいい、そらちゃん&まるみちゃん