今年もやってきました!八ヶ岳高原コンサート🎵

早くも3年目を迎え、もはや八ヶ岳に行くことが年に一度の恒例行事となってきた。

今年は昨年と同じ日程だったけど、なんと八ヶ岳高原ロッヂ今年初冠雪❄️という記念すべき瞬間に立ち会った!

雨男ならぬ雪男?でもコンサート日は晴れて、夜は満天の星空🌌翌日朝は大雪で、りおさんぽの時には晴れる🌞というミラクル天気で多種多様な表情てんこ盛りの八ヶ岳を堪能させていただきました🏔️The山の天気!って感じ!



これも恒例になった、ロッヂから音楽堂への山道。森の中の音楽堂。本当に、この演出が素晴らしい。まるで絵本の世界のようで、"ただ音響のいいホール"というだけでなく、この場所である特別感。わざわざ行く価値。森という境界線があることによる異世界。本当に、この場所に出会わせてくれた理生さんに感謝✨




中川のアッキーや和樹くん、田代万里生くんが素敵な森の音楽堂でコンサートをやっていたのは知っていたけど、理生さんがやってくれなきゃこんな遠くまで行かなかった。素晴らしい体験をありがとう。理生さんはいつもいつも思いもよらぬところへ私を導いてくれる。(練馬とか広尾とか三好とか湘南台とか笑)



さて、コンサートの話。


全体の感想としては、チェロが入って本当に良かった。音楽堂の木の温かくて柔らかいホールに響くチェロの優しい音色が本当に心地よかった。

秋の曲を後半に持ってきて、昼から夜に移りゆく夕焼けをバックに哀愁を演出するのはとてもいいと思うのだけど、正直Starsはラストかアンコールにして、宵の明星を背景に歌ってコンサートが終わって音楽堂を出たら満天の星空🌌というようにはできないものか…と思った。

去年は出たらもう夜だったと思うのだけど、今年はまだ日が明るかったな…歩いて帰れるくらい。

星空繋がりで、濱野くんの超絶テク"きらきら星変奏曲"もう一度聴きたい…あれは忘れられないな…


セットリストはCDを意識したものだったのに、なぜ物販しなかったんだろう?去年は多少のグッズとCDを売っていたと思うのだけど。


【曲別の感想】

Anthem『チェス』

定番曲になりつつあるアンセム。

元々曲自体好きなのだけど、今回は少し迫力に欠けたかな。ピアノに加えてチェロが入ったことで理生さんの地声が音量負けしてる?

乾燥してるから音にツヤがない?

理由はよくわからないけど。


時が来た『ジキル&ハイド』

Die Weltの時から歌い続けているこの曲。

理生さんにとって特別思い入れがあるのか?

昔は(日本語ver.)自信に満ちて弾けるように歌っていたのだけど、今回の英語版は自分に言い聞かせるような印象を受ける。ジキル博士の感情の解釈が時と共に変化したのか。


Stars『レミゼラブル』

この曲はもっと夜が更けてから歌ってほしかった…本役を離れてから3年、言語の違いもあるが様子は変わってきた。"役が抜けない"とかはない、と以前おっしゃってたが、やはり渦中の時は鬼気迫るものがあった。感情の持って行き方が違うというか…まぁ毎日自分の信じてきた秩序が崩壊して死んでたら見えるものも違うか。今は楽曲の一つとしてのStarsという感じで、綺麗に歌っている、そんな感じ。


ヴァカリーズ/ラフマニノフ(ピアノとチェロのみ)

みんな大好き濱野くんパート!俺のターン!

今回は有梨さんの素敵なチェロと共にため息の出るような優雅なひとときでした。優しい、心地いい時間。クラシックは詳しくないし専門的なことは全然わからないけど、濱野くんのピアノはずっと聴いていたいくらい心地いい。


Where do I bigin?『ある愛の詩』

涙ながらに映画を語る理生さんが定番になってきたが…すみません。まだ観てません。

「愛とは、決して後悔しないことだ」

悲しげに、訴えるように、搾り出すように歌うこの曲。毎度毎度聴いてるこっちが切なくなる。


Por una caveza

日本語訳も朗読していただいて、そういう曲だったのかと笑

愛に翻弄される情熱的な歌。Granadaもそうだけど、理生さんのスペイン語好き。


Parla piu piano『ゴットファーザー』

言わずと知れた往年の名画。理生さんが歌うようになるまで歌詞がついてることすら知らなかったけど笑最後のロングトーンがめちゃめちゃかっこいいんだけど、今回上がりきらなくて残念!!あれだけ歌いまくった最後にはキツい選曲だったのかな?


荒城の月

音楽の時間に習ってもふーん程度の興味だったのが理生さんが歌うと俄然魅力的になるのはもはや末期…理生さんが教えてくれたオリジナルと教科書版の半音の違い知らなかった。半音にするだけで急にアダルト笑確かに笑色気が出てムーディーになるね。


さびしいカシの木

聴くたびに歌詞を考えてしまう。

言葉通りに受け取るとそれだけの曲なんだけど、やなせたかしが何を思ってこの言葉を選んだのか、とか考えると考察が尽きない。

理生さんのちょっと寂しげで優しい低音がよりしんみりと染み込むように伝わってくる。


秋桜

最近増えた理生さんレパートリーのMVPかもしれない。涙なしでは聴けない。もはや本家さだまさしより理生さんの方が好きなんだが…

嫁入りの曲だけど、私は1番上の姉が初めて大学進学で家を出て行った時の母の平気なふりしてめっちゃ寂しがってたことを思い出す。

サビに入る時のふわっと強くなるあの抑揚がたまらなく好き。抑えてた寂しい感情がゆっくり溢れ出たような。


En Aranjuez con tu amor ~恋のアランフェス~

知らない曲だけど聴けるのは、りおさんの声が好きだからなんだな、と、毎度実感する。


The Autumn Leaves

ジャズになるのか?聴いたことある程度の曲だけど詳しくは知らない。理生さんが歌うとジャズというより哀歌のような…


落葉松

もはや八ヶ岳のテーマソング笑

八ヶ岳をお散歩してても理生さんの落葉松が頭に流れる。今回は翌日まさにこの歌詞のような雨に濡れた落葉松を見ることができて感無量。



アンコール

また逢う日まで

こちらももはや定番曲笑そして理生さんも歌いやすい音域なのかな?完成度高い笑そしてまさかのコールアンドレスポンス笑笑

この曲に、来年の開催の願いを込めて✨

また八ヶ岳であいましょう!


哀愁漂う秋の八ヶ岳で、もうすぐ不惑の40歳になる理生さん。ファンクラブも10周年を迎えて、ふと思ったこと。

出会った時はまだ20代の勢いあるダントンだった。年齢を感じさせない圧倒的な歌唱力、同年代の役者より頭ひとつ抜けている"実力派"。ダントンからのアンジョ、ジョン、ロベピにオルレアン、そしてジャベール。錚々たる役どころが次々と控えていてまさに昇り調子だった。

思えばあれは情熱的な夏の季節だったのかなと。

いま、たくさんの変化の中で若さと勢いで駆け抜けた季節は過ぎて、大人の色気と若手を支える安定感安心感そんな役割が求められる、いわば落ち着いた秋の季節の到来。私が舞台を見出した頃でいう岡幸二郎さんや吉野圭吾さん、坂本健二さん、石川禅さんのような役回りになってきたのかな。20代の頃と違って、40代まで前線で生き残ってきた歴戦の猛者たちの中、"その役者でなければならない何か"の違いになってくるんだろうな。それが何かを自分で理解して表現できる役者だけがこの先に行けるのかもしれない。自己実現欲と周りに求められるもの、そのバランスってどの職でも大事だけど表現者はよりシビアなんだろうな。もちろんそんなことは百も承知で日々試行錯誤に悩み苦しんでいるのだろうけど、まだまだ私たちに夢を見させてほしい。今はただそう願うばかり。

私たちは、信じて待つしかないよね。


落葉松のように、どこまでも凛としてまっすぐな芯が通ってる理生さんがみんな大好きなんだ。