毎日

朝起きてのロードワークから始まり

夜寝る間も惜しんで毎日稽古に励んでいたが・・・

 

それも、6月の審査で飛び級してしたことで、毎日優越感に浸りながら頑張れた。

 

そしてある日、毎日の日課であった道場へ行けなくなった!!

 

道場が盆休みに入ったからだ。

 

毎日毎日、稽古しかしていなかった毎日、何をしていいか分からない・・・

 

 

学校も夏休みだ。

 

高校の同級生達と学校で集まり、ミット打ちや組手会をして

本当に盆で人が集まらない日は、地元の親友のシンの道場に行きウエイトをしたり、

尼崎の公園に行き同級生の田井陽介とサーキットトレーニングをして、ミットを持ってもらっていた。

500mのランニングコースを田井と一緒にダッシュして、

そのあと私が一周3分以内のノルマでジョグする間に田井は休憩して、

そしてまた田井と一緒に500mダッシュ

これを4本4㎞する。

 

その後は80mダッシュを6本

 

田井は休憩しているにもかからわず、ただの一回も私に500mダッシュで勝てなかった。

 

今から思えば、文句を言いながら田井はよく付き合ってくれたと思う。

 

そんな田井陽介に、私はある質問をする。

こんな何気ないたった一言が、私に努力することを辞めさせなかった。

 

次回・・・1995年の話56~『俺って天才なのかな?』って質問してみるの巻~