白帯の審査組手が終わり、いよいよ色帯の先輩たちの組手だ。

坂田先輩、門田先輩、犬童先輩、青帯の先輩たちの組手が次々と始まった。

 

馬越先輩は私と同じ年と三浦先輩が相手だった。

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少し躊躇しているのか、お互いに消極的な組手に道場生から叱咤の激励が飛ぶ

『遠慮してるんか!!』『イケ!!』『審査やぞ!!』『行かんか!!アホか!!』

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下段蹴り無しの時間が過ぎて、下段蹴り有りの時間になり、組手が動く!!

三浦先輩の特長的な大きな構え、モーションからの奥足への右下段蹴りに馬越先輩が大きく崩れる!!

馬越先輩も右下突きの反撃で三浦先輩を下げるが、そこからの右ハイキックは当たらない。

馬越先輩も反撃するのだが、三浦先輩の右下段蹴りで帳消しになる。

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國井先輩と石川先輩の組手になり、普段のスパーリングとは違う審査会の組手に

『本当の本当はどちらが強いのか?』

ドキドキしながら見ていた組手は、白熱の末に一進一退だった。

 

そして桂先輩の組手・・・170cmに満たない桂先輩の相手は身長180cmを超える榎本先輩だった。

私は『桂先輩はこの体格差でも倒すんやろな。』と見ていたが、桂先輩が苦戦していた。

驚きと共に、『榎本先輩こんなに強いんや!!』と、驚いた。

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そして審査が終わり、打ち上げが始まった。

 

次回・・・1995年の話44~初めて審査会打ち上げからのオールナイト~の巻~

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