審査会の組手、いよいよ下段ありのターン、寮生の意地を見せて石田圭一さんの反撃が始まる。

 

前半の下段無しで、私の後ろ廻し蹴りを二発くらった石田圭一さんの先手の攻撃は、前蹴りから入って、私の組手の一本目の新見支部の道場生同様、防御しにくいように私の腕や肩を掴みながら下段蹴りを放ってきた。

桂先輩

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國井栄二先輩、馬越さんの

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『掴んでいる!!』の声が道場に響く・・・

極真ルールではモチロン掴みは反則だからだ。

しかし、やっぱり私の後ろ廻し蹴りが上段にヒットする。

 

下段蹴り無しのシバリから有りになると、『下段蹴りを蹴らないと勿体ない』そんな意識が自然と生まれる。

右の奥足への下段蹴り、前足への下段蹴りからの後ろ廻し蹴りが決まる。

空手を始めて最初の得意技はこの『後ろ廻し蹴り』だった。

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結局、下段蹴り有りのターンは、下段蹴り無しで私が優勢だったこともあり、東先生と峯岸先輩のプレッシャーに

『もう後に引けない』

石田圭一さんの寮生の意地と攻撃に押されたが、出すたびに当たる私の後ろ廻し蹴りで印象が帳消しになる。

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四本組手が終わり『ようやったな』先輩達が私の元に次々やってきて声を掛けてくれた。

※なぜか馬越さんが自慢げにしていた?

 

特にビジネスマンクラスの川本さんが

『君、凄いな!!なにかやってたん?

え~!?高校生!!』と興奮気味にやってきた。

 

そして白帯の組手が終わり、いよいよ色帯の先輩たちの組手が始まる!!

 

次回・・・先輩たちの組手審査の巻~