1987年6月初めての審査会

 

『飛び級する奴は必ず二本目に呼ばれる。』

 

そして二本目の私の組手の名前が呼ばれた。

 

その組手相手は・・・

 

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寮生の石田圭一さんだった。

 

桂先輩、國井栄二先輩はじめ道場生の声援は判官贔屓で、寮生である石田圭一さんにではなく、高校二年生の私に集中した。

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先手は石田圭一さんだった。

下段蹴り無しのターン、前蹴りを中心に攻撃してくる石田圭一さんに、前蹴りを捌いてからの後ろ廻し蹴りが、二ターン共に綺麗に上段にヒットした。

歓声と驚きで盛り上がる道場。

先手、後手の交代では上段廻し蹴り、後ろ廻し蹴りを最後に出して石田圭一さんの反撃を遅らせる。

しかし、下段ありのターン、寮生の意地を見せて石田圭一さんの反撃が始まる。

 

次回・・・四本組手その2 石田圭一復讐編の巻~