上級稽古に上がり

四本組手で

ビジネスマンクラスの先輩はモチロン

北川先輩、坂田先輩、門田先輩にも上段廻し蹴りを当てる私を

『面白い奴が入門してきたな。』と、みていたのが、桂先輩である・・・

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片岡鶴太郎の様な顔に、長いモミアゲに、凄い胸筋、そして脇毛の処理をしていて、脇毛は全くない高校三年生!!

 

喧嘩で停学を受けていたようで、私が入門してから少ししてから初めてあった。

 

馬越さんと同級生なのに凄い下段蹴りを打つのである。

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『こんな先輩までいたんや!!』

文字通りに驚愕した!!

距離が遠くても、凄い近くても、上から下に叩き落す理想的な下段蹴りで次々と道場生をなぎ倒す姿に衝撃を受けた。!!

叩き落す角度が素晴らしすぎて、スネ受けなんて不可能だ!!

スネ受けしようとすると、自分が上げた足でカウンターになってしまう。

 

石川先輩も、あの國井栄二先輩も、受けることができない上から叩き落す下段蹴りに、倒されないのに必死で、極真ルールなのにクリンチで逃げる姿に衝撃を受けた。

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しかし、さすが國井栄二先輩は、その数か月後、組手で対策していたが・・・

 

距離が離れたら横蹴りと、掛け蹴り

パンチからの後ろ蹴り

蹴りは下段蹴りだけではなかった。

突きは、左のパンチの打ち下ろしの胸打ちと、右の下突き

そんな完成された極真ルールの組手だった。

 

正道会館の角田がステロイドをしても桂先輩には勝てなかったと思う。

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戸高さんや、江口さんと

『桂先輩、このまま極真ルールしてたら極真の世界大会に出るよな!?』

って話していました。

 

そんな桂先輩から、初めて会ったその日に掛けられた言葉は

『お前。ワルやろ』

だった(笑)

 

そんな凄い桂先輩とはムチャクチャ気の合う先輩だった。

そうして稽古に参加して道場になじんでいく中で馬越さん、吉田康二さん、桂先輩以外にも仲の良い道場生ができてくるのである。

 

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次回・・・江口浩之さん登場の巻~