柔道部に入部した理由の一つが坊主頭ではなかったことと
『1・2の三四郎』の影響で柔道部に入部することにした。
三四郎や馬之助が、柔道の試合をプロレス技で勝っていくのを読んで『俺もこんな試合がしたい。』と思って入部した。
中でも馬之助の逆ネルソンは、空手でも、相手を返す時やピン止めする時に凄い役に立つ技だった。
遅れて6月に入部したのだが、大人しい部員が多くすんなりと馴染めた。
一年生は、私と中学で初段を取っていた、前と浜ちゃんの三人が中心になった。
柔道初段は三人連続で勝たないともらえない過酷な試験である。
私は一人目にいきなり横四方で抑え込まれたのだが、下からの腕がらみで一本。 (※寝技の練習は柔道部ではしていなかったのだが、子供の頃からの兄達とのプロレスで覚えて、ケンカでも使っていた。 そんな子供は、この頃は私の他にいなかった。柔道部の先輩達も『なんであんなことできるん!?』と驚いていた)
二人目を横捨て身からの腕がらみ膝十字、三人目をバックドロップで三人抜きをして初段になった。
柔道を初めて4か月のことだった。
結局、初段になりすぐに柔道をやめるのですが、本当はこれから黒帯の自覚が生まれて強くなるはずが、やめたことでそんなことは無かった。
昇段審査の話を真にすると『子供の頃から、そのまんまやな(笑)』と言われる。
しかし、柔道初段は初段になるだけならムチャクチャ簡単なので、お勧めの資格です。
次回・・・大道塾入門・・・初級15回、中級5回、上級3回の巻