最近、格闘技界を席巻しているカーフキックですが、
格闘技やってるけど、くらったことない人に分かりやすく言えば
腰を返したミドルを思いっきり打って、脛の骨のない筋肉のところに相手の肘が刺さった、あの感じです。
ジ~ンって、なって感覚がなくなり、力の入らなくなる、あの感じです。
そういえば、軽量級の小川とかが好んでカーフを使っていましたよね。
移動稽古の下段蹴りはまさにカーフキックです。
でも、みんな移動稽古のこの蹴りは好きではないようで、私が指導してもあまり身が入っていませんでした。
今頃、みんな少しは後悔しているかもしれません?
『そんな技使えへんし・・・』って、感じでしたから・・・
空手は、極真がムエタイに挑戦する前の下段蹴りって、まさにカーフキックで、『ムエタイに挑戦することで、下段蹴りからローキックに進化した。』って記事は、極真がムエタイに挑戦した記事が雑誌に載るたびに出ていました。
相撲の『けたぐり』とか近い技だったようです。
第二回格闘技の祭典のリアル空手トーナメントで、第一回の決勝で
柳沢に負けて雪辱にもえる佐竹が中足でのカーフキックを多用していました。
実際、効果的に使って決勝の白蓮の南選手に効かせて優勝しました。
しかし、稽古では防具でなかなか効果を実感できないんですよね。
よく西村さんが
と悲鳴をあげていました(笑)
肩パンチとならぶ私の拷問技でした(笑)
では、なぜ今まで格闘技でメジャーでは無かったのか?
それはブロックされると蹴った方が怪我していたからです。
これからはカーフを蹴りにいって、失敗してあっけなく終わる試合が増えていく筈です。
何事にも理由があるんです。
しかし、高い入場料を払って、観客ポカ~ンの試合は勘弁して欲しいですよね。
あしたも、つづく・・・