関西本部に中川成洋さんと言う人がいた。
その中川さんが、90年の体力別で、前年王者の蛸島先輩と一回戦で2-3の接戦の判定を演じた。
(※私がその北斗旗に出ていない話はまたの機会にあげます。)
その試合の話を、高垣先輩に聞くと
『たしかに善戦したけど、一回目はできるんや。
一流相手に、次はそんな訳にはいかへんねん。
次が大事やね。』

これって『あるある』で、『有名選手には二回勝たないといけない。』と後輩達に何度もした話です。

格闘技以外の、仕事とかでも応用が効く話です。

ある日、思うように結果が出ずに落ち込んだ私が、高垣先輩に
『私には空手しな無いですから

もう死ぬしかないですわ』
と、話すと(若者は死に憧れるものなのです・・・)
『アホやな~。
『自分には、これしか無い』って、言える人間がどんだけおるねん。お前の周りに1人でもおるか?

そんなん言えるだけでも凄いことやで』と、言われました。

もしも今
凄い辛かったり、落ち込んでいたり、もし死にたいと思っている人がいたら、この高垣先輩の言葉を思い出して欲しいです。

次回は、今回出てきた中川成洋さんが言った、覚えている言葉を書きます。