修理方法は、すべり・腰裏の修理と似ています。
1、穴がふさがるように、先芯の半分とつり込みしろ8ミリぐらいの革を裁断します。
2、革の端をすべて漉きます。靴底側はしわになりやすいので楔型に切り込みをいれます。
3、中敷きをはずし、革を内側からいれ、穴があいてのりをつけてはいけない場所に印をつけます。
※ 1、2と3は順番が逆になってもかまいません。3から始める場合は、革・型紙を大きめにするのが肝要です。
4、印をつけたところ以外に、多めにのりを付け、渇く前に裏からあてます。
5、のりが渇いたら圧着します。
6、革の端をなるべく靴底側までアッパーに縫いつけます。