嵐の5人が出てきますが、嵐ではないです。
5人でお店をやっていて、ワチャワチャまったりする感じです。
切ない話になる予定は一切なく、明るく書いていけたらいいなと思ってます。
あの5人みたいにじゃれ合う程度の予定ですが、BLにも足を突っ込んでいく気持ちもあったり(笑)

苦手な方は怪しくなったら、読むのやめてください(笑)

では、カツキ処女作?はじまりはじまり~。



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「寒くなってきたな~」
ブルッと身震いしながらポケットから鍵を出すと今日も経理の雅紀は1番乗りで店に入っていく。

店 というよりは洒落た一軒家という感じのこの建物。住宅と違うのは広めの玄関とそこに掲げられた檜の一枚板看板。
流麗な筆さばきで書かれているのはーー

嵐粧堂

この店の名前だ。

雅紀は会議室と呼ばれるリビングに荷物を置くと真っ先にアトリエのドアを開けた。

「やっぱり……」
やれやれと溜息をつくとブラインドを開け、ソファに丸まって眠る栗色の髪の主から毛布を剥ぎ取ったーー

「リーダー!朝だよ‼︎またこんな所で寝て!」

一括。月に一回は必ずある風景だ。

「ん……」
急に外気に晒されて一瞬声を上げるが、身を反転させると更に体を丸めてソファにうずくまる。

「だーめ!起きて!もう冬になってんだから、いい加減風邪ひくよ?シャワー浴びておいで。ほらほら、もう朝だよー♪」

そばにあった太めの絵筆を智の顔に当ててサワサワと撫でる。

「んふふ……くすぐったいよぉ、相葉ちゃん」

取り上げようとするが目はつぶったままなので持ち上げた右手は空を舞うだけだった。

絵筆は更に智の唇を辿りうなじへと降りていく。

「んふふ、ダメだって。くすぐったい」

やっと目を開け、絵筆を取り上げた。
「よし、起きたね♪朝ごはん用意してるうちにシャワー浴びちゃって~」

のそのそとやっと上半身だけを起こし、大きく伸びをする智を確認して雅紀はキッチンへと去っていった。