アプリに保存しては編集を繰り返してたら何故か消えてしまった……(;_;)
スマホの電源を入れ直せば復活してたのに、今回は出来なくて……。

イチから書くのかー……と軽く凹んでました(笑)

今回は軽くBL含みます。苦手な方はスルーして下さい。
ではでは。



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1階のロビーまで降りてくると、フロントに車を回してもらうようにお願いした。
本当はいろんな人に帰る旨を伝えたかったんだけど、今会場に戻ればさっきの事でいろいろ言われそうだからやめた。

「ところで、久我くん……だっけ?俺たちは帰るけど君どうするの?」

何となく助けられた気もするけど、よく知りもしない奴とこれ以上一緒にいる気はない。
もし一緒に帰るとか言うなら丁重にお断りするつもりだった。

「あ、俺は大野さんにご褒美もらったら適当に帰りますよ。」

……ご褒美?

「あー、忘れてたわ。で?何がいい?あんまりめんどくせーのは嫌だぞ?」

ん?智くん?

「全然面倒くさくない。簡単だし、すぐ終わるよ♪」

「嫌な予感しかしねーな…」

「俺ねぇ……キ・ス、がいいなぁ。」

「!!」
「やっぱりか……」

ニコニコする久我。
ため息をつく智くん。
パニックな俺。

の所ににこやかに近寄ってくるドアマン。
「櫻井様、お車の用意が出来ました。」


今かよっ!空気読めよっ!
あぁ、思考が定まらない……

「……と、とりあえずここ出よっか?」



ドアマンから車のキーを受け取り、結局久我も乗せてホテルを出る。
しばらく走って路肩に停めた。

「で?ご褒美って何?」

助手席に座る智くんに聞いてみる。

「んー、まぁ、さっき手伝ってもらったから?ってかさぁ、ホントにチューがいいの?俺男だぜ?」

後ろに座る久我に、呆れたように智くんが話し掛ける。

「俺、大野さんに会いたくて今日来たって言いませんでした?」

はぁー

前を向き直って1つため息を吐くと

「わかった。チューしてやる。」

「はぁっ⁇」

黙ってた俺がつい声を出してしまった。だって智くん、、え?

「そんかわし、これ以上俺につきまとうのやめろよ?」

そう言いながらサッサと靴を脱いで後ろへ移動する。

「えぇっ?ここでやんの⁈」

またしても声を上げてしまった俺に

「だって外でやって誰かに見られたら嫌じゃん。てか翔くんさっきからうるさいよぉ。」


……はいゴメンナサイ。
智くんは久我と向き合って、肩に手を置いてる。
俺の立ち位置はどうすれば…外に出る?このままいた方がいいのか?
見たいような見たくないような。どうせなら俺がされたいわ。

チラチラとバックミラーを見ていると

「櫻井さん気にしすぎ(笑)というか、つきまとうって酷くないですか?大野さん。俺2回しか会ってないし、それも1年我慢したんですよ?」

「何回会っても俺お前に興味持てないし。」

結構キツいこと言うなぁ、智くん。

「ひっど。じゃあご褒美ちょっと変更。濃厚な!キスください。でなきゃ諦めません。」

ふーっと俯く智くん。
ふてくされてご褒美をグレードアップさせてきた久我に調子に乗るなと俺が文句を言おうとしたら……

顔を上げて、真っ直ぐ久我を見る智くん。
肩に置いてた手を腰に回して。
反対の手で久我の顎を持ち上げて。
自分に体を引き寄せる。

「ちゃんとしてやっから、黙ってろ…」

そう言うと少し顔を傾けて……深いキス。

顎に添えられた手は、顔を上げさせる為だけじゃなく久我の唇を開かせる為でもあったようで、親指をクイっと引いて久我の下顎を下げると、僅かに開いた口元から難なく舌を入れていく。

「……んっ」

う……わーっ……始まっちゃった!
俺からは丁度2人が真横から見えて、してって言った久我が智くんの勢いにびっくりしてちょっと逃げ腰になってるのと、そんな久我を逃さないとばかりに顎から後頭部へ手を移動させてガッチリホールドしてる智くんの図が広がっていた。

望み通りに濃厚なキスをされているらしい久我は、びっくりして見開いていた目も閉じてだんだんチカラが抜けていき、遂に智くんに全部委ねて感じ始めた。

「はぁっ……んっ」

角度を変えてまた深いキス。
2人が交わる瞬間に智くんの赤い舌がチラッと見えた。

……ちょっと、ヤバ…。

俺の中心が少し熱くなる。
これ以上見てるのはマズイと、前を向いてコトが終わるのを待った。

「ん…はっ……」

漏れ聞こえるのは久我の声ばかりで、智くんからは一切聞こえない。
でも久我の声だけで、どれだけ上手いキスしてるのか想像がつく。

あー、俺がしてもらいたい。







「あ……やだ、もっと…」

久我のねだる声。
どうやら終わったらしい。振り返ったら

「いい子だから…俺を困らせんなよ。」

そう言って軽いキスをして頭をポンポン、頬をナデナデする智くんがいた。

完璧にさっきよりも智くんに惚れただろう久我にそんな言い方したら、健気に守りそうじゃん。
しかもまた解っててやってる。

さっきの極上スマイルといい、今といい、この人のスキル……ホント未知数だわ…。