お久しぶりです、カツキです。
バタバタしていて更新出来ず1週間…┐(´д`)┌
暇つぶしにもならんやないかーい。

嵐粧堂全く関係ありません。
ただただ甘々なものを書きたくて(笑)
BLまぁ、含んでなくはないです。苦手な方はスルーしてください。


ではでは。



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「あ、もしもし?トモ?んふふ、誕生日おめでとう♪」

智が誰かに電話してる。

「うん、そー。だから間に合わないかと思ったけど間に合って良かった。うん……ふふっ……嬉しいだろー(笑)」

誰だろ?俺の知ってる人?
後ろから抱きしめて、首元にキスした。

「おっ!あ、……ごめん(笑)んふふ、何でもない。じゃあ、まだ仕事残ってるから。うん、良かったよ電話出来て。うん、じゃあね、素敵な1年になるよ、きっと。あぁ、うん(笑)洗濯頑張って(笑)」

スマホのボタンを押して電話を終えると「コラ」と頭をはたかれた。

「電話中にそゆことするんじゃないよ。」

電話の時と同じようにふふっと笑いながら俺を叱る。

「だって智が女に優しくしてる。」

「 はぁ?ばか、今のはねーちゃんの友達だぞ?誕生日のお祝い言っただけだし、第一トモは人妻だよ(笑)」

クスクスと笑いながら俺のほうに向き直ると、片手で俺の髪を梳きながら見つめてくる。

「そんなふうに見つめてきたって俺は騙されないぞ。智、俺というものがありながら人妻に手を出してルノカ…。」

ちょっと拗ねモード。別に本気で拗ねてはいないけどなんとなく。 

「ふははっ!なんだよそれ(笑)俺が人妻に手を出すわけないでしょ(笑)てか何?え?本気で拗ねてんの??嘘でしょ?」

ふにゃんと笑ってた顔が驚きに変わったり少し焦った顔になったり。
智の百面相……面白い。

「洗濯頑張ってねとか……仲良さそうデスね。」

「これから洗濯するって言うから、そりゃ頑張ってねってなるじゃん(笑)トモ働いてるんだよ。だからこんな時間からしか洗濯出来ないんだって。仕事終わってから飯作って洗濯して、大変じゃん。」

「俺だって仕事終わりに飯も洗濯もするもん…」

「いや、トモは家族の分もやんなきゃいけねーから…って何でこんな話しなきゃなんないの?(笑)ちょい、潤。じゅーん?」

軽くハグして頭をポンポンしてくる。それから眉毛を八の字にして困った顔して覗き込んできた。

「ねーちょっと、マジ?嘘でしょ?」

「……人妻じゃなきゃ手をだすんだ。」

あれ、どうしよう。ふざけてただけなのに拗ねてるふりしてたらほんとになってきちゃった。
こんなこと言うつもりなかったのに。
智……こういうの嫌いなのに。

「揚げ足取るんじゃないの。何?なんなのもぅ」
 
ため息をついて、智が俺から離れていく。座ってたソファから立ち上がるのを見ると、それ以上見れなくて下を向いてしまった。

今日は智と2人の撮影で、今は遊具の確認作業してるから用意してもらった控え室で2人きり。
久々2人きりだから、嬉しくて。
だからかな、他の誰かがこの空間に入るのが嫌だったのかな、俺。
自分でも無意識だったけど、智の電話相手に嫉妬したのかな。

膝とデコをくっつけて沈んでたらコトンと音がした。顔を上げると、コーヒーから湯気。

「もうちょい上かな。」

そんな声が降ってきたと思ったら、智の綺麗な指で顔を上げられた。
ふわりと笑った顔が近づいて唇が触れる。

すぐに離れて、また智の顔が現れると

「ほら、あーん。」

顎に添えられた手はそのままに、反対の手でチョコをくれようとする。
素直に食べたら、ふふってまた笑った。

「血糖値?下がってるとイライラすんだって。」

そう言いながら手に付いたチョコをペロッと舐めた。

「あ……それも食べたかった…。」

つい口に出したら

「じゃあ後で俺ごと食べたら?」

そう言って、極上のキスと笑顔をくれた。

「もっと……」

手を伸ばして、引き寄せて抱きしめる。
ソファに押し倒して、綺麗な顔に手を添えた。

「意味のない嫉妬なんかすんなよ。」

されるがままになりながら俺を見て言う。

「……つまんない嫉妬するくらい智が好きだ。」

「んふふ、そりゃ困ったな。」

とろけるように笑いながら智も俺の顔に触れてくる。骨ばった長い指が、頬を撫でて唇をなぞった。
それを唇で啄ばんで、指から手、腕に這わせて…顔にたどり着く。整った鼻にキスを落とした。

「ふふっ…今触ったとこ、ぜんぶ潤のものだよ?」

え?

ふいに言われてびっくりした。だって普段あんまり言わないから。

「コンサートん時はファンの子達に貸しちゃうけど(笑)頭のてっぺんから爪の先まで、俺は潤のものだよ?」 

知らなかったの?って智が笑いながら起き上がる。

「知らねーし///」

「ふふ、顔真っ赤だな(笑)」

「うるせっ」

せっかくいいムードになってたのに、こんな顔じゃ迫れないじゃん。台無しだ///

頭を搔き上げながら智から離れる。
くそっ、いつもはボーッとしてるのに、急にこういう事言うからこの人は。

さっきくれたコーヒーはちょっとぬるくて、熱いか冷たいかどっちかにしてくれれば少しは落ち着けるのにと思った。

しばらくしてスタッフが呼びに来たので、靴を履き替えてメリーゴーランドへ向かう。

「な、潤。」

「んー?」

「潤の頭っから足の爪までは誰のモン?」

////っ⁉︎

すぐ前を歩くスタッフと智を交互に見ると、声を出さずに腹を抱えて智が笑う。
このじじい~っ!

「んふふっ。俺のもんだよなっ♪」


くそう……帰ったら覚えとけよっ。