久々の更新……
もう何も言えません(笑)
ではでは。
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気付いてないと思ってる?
ワザと気付かないフリしてるんだけど
俺ん中でアンタは仲間で親友
そう思ってると思ってるんだろ?
確かに大切な仲間だけど
俺だってアンタのこと好きなんだ
結構なアプローチ仕掛けてくるのもいいけど
ちゃんと言ってくれなくちゃ
オトコ相手だとハードル高い?
でも諦めてないでしょ?
俺に気付いて欲しいんでしょ?
俺の好きなイタリアン また誘ってくれてる
「潤くんなら来たことあるかなぁって思ったんだけどさ、ここのパスタめっちゃ美味しいから、一緒に食べたかったんだよ。」
連れてきてくれた店は初めて行くところで、ちょっとオトナな雰囲気のいい店。
店に合わせた相葉くんの私服はホントにかっこいい。手足が長くてどんな服装だって着こなすのに、それを見せつけることはなくて。ナチュラル笑顔にこっちまで破顔してしまう。
コースを頼んでまずはワインで乾杯。
「こんな雰囲気のいい店に俺と2人で良かったの?他に誘う子はいなかったのかよ(笑)てか、相葉くんてどんな子がタイプ?」
ちょっと意地悪で聞いてみる。
「ちゃんと自分を持ってて、負けず嫌いで一生懸命な人かなぁ」
俺の目を見て言ってくれるから、きっと俺のことなんだよね?相葉フィルターにはそう見えるんだ、やばいな、嬉しくってにやけそう。
「あ、そうなんだ。そういうコひとりいるよ?料理なかなか上手だし、家庭的だしきっと絶対ホレちゃうよ?」
俺の事なんだけど(笑)
「そんな子より俺はお前がいいんだ!」
とか言ってくんねーかな。そしたら俺の事だよって……俺言うよ?
ひっかけ問題みたいに話を繰り出しても
「えー、いいよ俺は。」
なんて笑ってあしらわれる。
いつになったら俺達進展するんだよ。
「もしかしたら相葉くん好きな子いるの?」
結構な直球をかましても
「まぁ……いいじゃん俺の話は(笑)」
笑ってごまかされる
「なんで彼女できないんだろね?」
意地悪で言ってやった。
くっそ、こんな事言いたいんじゃないのに!
君のせい……そろそろ俺の気持ち気付いてよ
オトコ同士なんてやっぱ不安で
でもだからこそちゃんと言ってほしくて
目が合ったら嬉しくて
どうでもいい事でも知ってもらいたくてついメールする
相葉くんにしかこんなことしないのに
あーもう、俺から言ってやろうか……
痺れを切らしそうになってた俺に
いつもと違う空気の電話がかかってきた
「もしもし?」
「俺、こんなに何でも話せる人なんてメンバーでも誰もいないよ」
あぁ、やっぱ言えないもんだね
「優しいしさ」
「お洒落だし」
俺から……なんて思ったけど、たった2文字が喉に詰まる
「もし付き合ったらきっと絶対楽しいと思う」
すっげ頑張ってここ止まり。
早く言ってよなんて思ってたけど、ごめん相葉くん、簡単な言葉じゃなかったね。
「また店連れてってよ」
長期戦でいくわ、俺。
長期戦でいくわ、俺。
「あ~でもドライブもいいな」
「これからもメンバーとしても友達としてもよろしくね」
相葉くんが焦ってコクってくれるくらいいいオトコにならなきゃね。
それまで気長に。
今のままでも十分シアワセだし。
「潤くんっ!」
!
何となく切羽詰まった声に、閉じかけた期待がまた膨らむ。
「何?」
鼓動が跳ねる。
言ってくれよ、頼むから。
「あのっ!…す…きだっ!潤が‼︎」
いつも一生懸命な君が。
いつも周りに気を遣う君が。
自分の想いを絞り出した声。
俺がずっと聞きたかった言葉ーーーー
嬉しくて、こみ上げてくるものを堪えたら
言葉が出てこなくて
早く「俺も」って言いたいのに、
口を開いたら涙が溢れるから
言えなくて
「っ……あ……の…」
君の不安そうな、さっきとは全然違うか細い声が聞こえる。
あぁ、好きな人を不安にさせたらいけないよね。
「ーーやっとかよ……」
堪えながら絞り出した言葉は我ながら素直じゃなくて。
そんな自分に笑えてくる。
「じゅん…くん?」
「おっせーよ!もぅ、俺言ってくんないかと思った!」
顔が綻ぶのが抑えられない。
素直に「ありがとう」とか「俺も好きだ」とか言いたいんだけど、なんだろね?やっぱ末っ子だからさ、素直になれないんだよ俺(笑)
「まどろっこしいんだよ!気付いて気付いてって。アプローチも良いけどちゃんと正面切って言って欲しいじゃん!なのに全然だからさー。」
ついでに今までの不満もぶつけてやる。
もうこの際だ。
「潤くん⁇」
「なに?」
「あの……え?…俺の気持ち知って…た?」
「うん。」
無言になった電話の向こうで、相葉くんが目を見開いて口元に手を当ててる姿が目に浮かぶ。
「どんだけ相葉くんのこと見てると思ってんの?そりゃわかるよ。相葉くんも俺のこと好きなんだなって」
「え?じ、じゃあ……返事は?」
「電話じゃ嫌だね。今すぐ俺ん所に来てくれたら抱きしめて教えるけど?」
「ーーっ!すぐ行くっ‼︎」
切れた電話を見ながら、ソファに寝転がった。
へへ……やっとだ……
相葉くんが来る前に、この泣きっ面なんとかしなきゃな。
fin