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続いては番台区分別の紹介です。
2025年4月現在、225系には6種類あります。
0番台
東海道・山陽本線用のグループで、8両(i)編成と
4両編成(U)編成があります。
かつては6両(Ⅼ)編成も存在しましたが、こちらは2012年に宝塚線の113系と221系を置き換えるため、
宮原支所へ転属の上、221系との同性能として6000番台と改番されました。
他に4両編成3本も同支所に転属の上、6000番台となっています。
2010年5月から7月にかけて、8両編成5本が登場し、土曜休日の新快速による全12両編成に対応する目的
で導入されました。
続いて2011年5月から9月にかけて、113系・221系の置き換え用および輸送障害対策として予備車確保のため、4両編成6本と6両編成5本が導入され、
このうち6両編成の全車と4両編成3本は6000番台となっています。
2012年8月と9月に8両編成が1本ずつ増備され、目標の110両が事実上達成されたこととなっていますが、実際には6000番台への改造による減少により68両です。
5000番台
阪和線の一部の快速で運用されていた103系と113系や奈良支所の221系の運用を解消させる目的で導入された、阪和線・関西空港線向けのグループです。
2010年9月から翌年の12月までに113系・221系の置き換えを名目で116両が導入されました。
全編成が4両編成で、車外内装・座席配置は223系と同じで、
当初より自動放送装置を装備しています。
6000番台
2012年のダイヤ改正で宝塚線で運用されていた113系と221系の置き換えを目的に投入された番台区分で、
網干総合車両所の0番台のうち、6両編成全車と4両編成3本を宮原支所に転属させ、設定変更の上で6000番台に改番したものです。
運用線区を考慮し、221系と同性能(120㎞)仕様に設定変更され、前面には目印としてオレンジの帯が追加されています。
223系は221系のと併結ができますが、本形式は221系との併結はできません。
100番台
2016年から増備された東海道・山陽本線向けのマイナーチェンジ車で、先頭形状は前面窓ガラスの寸法を除き227系や323系・521系3次車に準じたデザインとなり、種別と行き先表示器はフルカラーⅬEⅮに変更されました。
また機器二重化の一環として、パンタグラフが増設されたのも0番台と異なる点です。
室内では客室照明カバーのⅬEⅮ化、蛍光灯カバーの廃止、車端部の貫通扉にアシストレバーを新設されています。
2次車
0番台のマイナーチェンジ車で、奈良線の103系の置き換えを名目として2016年に8両編成と4両編成2本ずつの4編成24両が導入されました。
3次車
奈良支所の201系を置き換える名目として2020年6月から2024年3月にかけて144両が追加増備されました。
※201系の置き換えは221系で行った。
このグループでは次の変更点があります。
前照灯を従来のHiⅮからⅬEⅮに変更され、
車両制御装置のメーカーを日立と東芝製のものに変更、
乗務員室扉の雨樋を323系と同じ形状のものと変更、
中間車に車イススペースを新設。
肘掛けの形状を変更。
扉開時に動作する盲導鈴を新設
700番台
2023年3月のダイヤ改正でAシートの運用が増発されるのに対応してクモハ224形2両が製造され、100番台ではなく700番台とされました。
片開き式2ドア車となった上、座席指定車両であるため、側面や見た目が大きく異なり、トイレ向かいの車イススペースに介護者用座席が新設されました。
4両中3両は100番台の一般車なので、700番台はクモハ224形のみが名乗っています。
なお100番台側の車号は3次車とは別腹で導入されたため、クモハ224形はその一部が欠番となっています。
5100番台
2016年から翌年にかけて導入された5000番台のマイナーチェンジ車で、阪和線の103系・205系の置き換え用として4両編成14本、6両編成11本の122両が製造されました。
6両編成は阪和線・関西空港線では本グループ初の編成です。
基本的な車内設備は5000番台1次車に準じていますが、前頭部は100番台と同じ形状で、パンタグラフも同様に中間車に2基搭載されています。
車内設備も基本的な設備は5000番台1次車に準じますが、車内照明のⅬEⅮ化や貫通扉へのアシストレバー新設に、災害時の対応として避難用はしご・非常灯を装備しています。
また補助席の一部が避難用はしごの収納場所となっているため、座席店員がやや少ないです。
続いては編成表です。