いつもお世話になっております。

ブログをご利用ありがとうございます。

 

去る12月26日に福知山市にある、鉄道館フクレルを訪問

しました。

 

今回は京都丹後鉄道さんにお世話になりました。

 

「京都丹後鉄道さんに乗って」

 

早めに行き、乗車券を購入しようと思って行くと

早すぎたためか、先行の特急はしだてが到着。

反対列車もやってきました。

 

KTR8000系 特急はしだてが待ち合わせ中。

 

KTR8500系 特急たんごリレーがこちらに向かって

来ております。

KTR8500系は基本、土曜休日のみの運用ですが、

最近KTR8000系運用に余裕がないことから、平日運用

に動員されているようです。

そして定刻通りに発車し、お見送りです!

 

今年4月に乗車して以降も会う日が多いKTR8500系。

東海道本線乗り鉄の際にもよく会っていた方なので、

 

初対面ではなく、丹後の地でふたたび再会したのでした。

 

さて待ち時間の間に、与謝野駅の全体を撮影!

与謝野駅は2面3線構造で、2番線の待合室は国鉄時代から

変わっていないようです。

 

与謝野駅は1925年に鉄道省峰山線(のちの国鉄宮津線)

丹後山田駅として開業し、1990年に北近畿タンゴ鉄道

開業で野田川駅と改称されたあと、

2015年に再度与謝野駅に改称されて、今に至ります。

 

1926年から1985年までは、ここから加悦駅までの

加悦鉄道が接続していて、奥には加悦鉄道ホームも

ありました。

そんなこと言っていたら、普通列車 網野行きが一

番奥のホームに到着しました。

 

かつては、あおまつによる与謝野始発の普通列車が

存在しました。

あおまつは2023年より、宮津線にて普通列車で運用され

ています。

なので、時刻表にも観光列車あおまつという表記も無く

なっています。

そして宮津駅まで送ってくれるのは、まさかのKTR801号。

 

去年の12月にも乗車したKTR801号がまたまた登場!

いつも最後を締めてくれのが、なぜかKTR801号なの

でした。

 

宮津駅からは宮福線に乗り換えます。

 

今回福知山駅まで送ってくれるのは、KTR300形301号

301号とは5年ぶりに乗車します。

 

それも5年前に301号にご挨拶がてら乗車した以来なので、

久しぶりに同じ区間を乗車します。

 

(宮福線の歴史)

 

宮福線は1988年に宮福鉄道として開業した新線開業区間

です。

宮津と福知山間は1893年から計画されていましたが、

実現にはかなり年月や時間をかけました。

1923年には北丹鉄道が宮津市の由良を目指して、まず

福知山~河守間で開業しましたが、由良への延伸は実現

せず、

その後、地元有志によって宮津鉄道が設立されたあと、

条件付きで建設が認められるも、大江山を抜けるトン

ネルの費用が多額であるため、これも実現しませんでした。

 

戦後に再び運動が展開されて、国鉄が1948年に計画を

作り、当初は宮津~河守(こうもり)間の宮守線として、

1966年に建設が開始されましたが、

1975年に宮福線と計画が変わるも、1980年に国鉄の財政

難のため、建設中止となっていたものを、

 

1982年に設立された宮福鉄道によって再開され、

開業の運びとなりました。

 

その後に1990年に北近畿タンゴ鉄道を経て、2015年から京都丹後鉄道となっています。

 

(宮福線にゆられて)

 

発車まで待ってると、宮津線ホームにて先輩たちが

合流していました。

平成生まれの車両と令和生まれの車両です。

宮津駅は大正生まれです。

 

そして福知山駅から徒歩15分のところに鉄道館フクレル

があります。

目印は福知山城!

 

鉄道館フクレルは2023年にオープンした施設で、

元々商店街内にて、JR西日本ОBや商店街の関係者

の方々により、福知山ポッポランドとして1998年

から2018年まで開館されていました。

 

建物の耐震性問題から、休館となって以来、

ストップしていましたが、2022年に福知山城

の近くにてオープンが決まり、

2023年にオープンを果たしました。

 

福知山ポッポランドで保存されていた、Ⅽ58形

は今も現地で保存され、鉄道館フクレル別館として

現存しています。

 

さて館内を見ていきましょう!

 

館内はこんな感じですね。何だか近代的なデザインです。

動輪は触ってもいいそうです。

館内では蒸気機関車や信号機、山陰線記念乗車券など福知山市の鉄道資料が展示されています。

北丹鉄道の福知山西駅にあった看板も展示されています。

車両が現存しないため、このような形で保存されている

ことに感謝します!

 

宮福線資料が展示されています。

宮福線が開業した際に付けられたヘッドマークが

まさか現存するとは!

 

ほかにもブルートレインや特急のヘッドマークも

展示されています。

 

鉄道ジオラマは現在の風景と過去の風景でドッキング!

いろんな車両が走っていました。

親子ずれの方でも遊べるスペース。

プラレールが用意されています。

鉄道シミュレーションは1回300円でできるようです。

右の写真はスクリーンで映し出された、駅名をタッチすると

ゲームができるという新感覚!

 

しかも訪問時はまさかの貸し切り状態!

帰ろうとしていたら、お客さんが来館されたので、

まさに勉強中の時間だったようです。

 

さて帰ります。

福知山駅ホームへ上がっていくと、

まさかの、またKTR8500系と再会!

そして宮津まで送ってくれるのは、右のKTR300系です。

 

「えっ!KTR300系って2色あるの?」と思う方もいると

思います。

実はKTR300系は2種類の車体デザインがあり、奇数号車

が赤色、偶数号車が緑色となっています。

 

これは宮福線がトンネルでぬけていく大江山に鬼伝説が

あり、これをイメージしたもので、

ヘッドライトは鬼の目をイメージしています。

 

さてお願いしますね!

 

宮津駅から与謝野駅まで、送ってくれるのは、

KTR803号。

側面を見ると、至る所にて傷みが見られました。

それほど頑張ってくれているんだなと思います。

 

天橋立駅で再会したKTR700系。

行きにも出会いましたが、どうやらこの日は

担当の日だったようです。

 

そして無事帰路に付きました。

 

これで終わりです!

ご覧いただきありがとうございました。