いつもお世話になっております。
ブログをご利用ありがとうございます。
今回は鉄道システムを紹介します!
まずは「駅編」です。
列車に乗る際に利用する駅。
昔は「ステンショ」と呼んでいました。
鉄道技術の発達で、さらに環境の変化もあって
駅の機能や役割も時代によって変わっていきました。
そこで、駅の昔と今の様子を見ていきましょう!
「昔の駅」
これは加悦駅の改札口です。
昔は駅員さんが切符を確認し、下車したお客さんの
切符なども駅員さんたちが回収していました。
現在のように機械もなく、自動化されてもないので、
乗客と駅員と接する機会が多かったということです。
「駅で使用されたもの」
「改札ばさみ」
改札口において乗車券の確認を行ったことを明らかに
するため、
乗車券類の下部に「はさみこん」を残すために使用
された道具です。
※現在も一部の地方私鉄で使用中。
「日付印字機」
硬券に日付を印字する器具です。
「硬券」
厚紙でできた乗車券です。
「小荷物切符」
旅客列車で物品を運送する際に、受け付けた駅が発行する
切符で、
荷物の内容、運賃、荷受人などを書きます。
「型押器」
身分証明書・公文書類の発行に際して、不正乗車を防止
するため、会社独自の模様をつけるための器具です。
「出発合図用鐘」
列車発車時に駅員が合図を送る際に使用した鐘です。
「合図灯」
夜間に駅員が出発合図を送る際に使用されました。
ほかに、夜間の保線作業などでも使用されました。
「きんのう」
各駅の収入金を、本社へ送付する際に使用した袋です。
いわゆる「集金袋」みたいなものです。
「出発合図用拍子木」
「現在の駅」
現在の駅はだれでも利用しやすいように、エスカレーター
エレベーターを設置してバリアフリー対策がなされており、
さまざまな設備が機械化・自動化され、短時間で乗車券
が購入することが可能となりました。
また都会では、IⅭカードを使って乗車できるようになり、
券売機もタッチ式のものが増えております。
駅に入る際は、過去は駅員さんに渡して拝見してもらって
いましたが、
今は自動改札機によって自動で確認され、誤りがあったり、
有効期限が切れていたりしたら、音で教えてくれます。
そのため、駅員さんと接する機会が減ってきています。
ただ、IⅭカードの発行や落とし物、不明な点は駅員さん
に聞くことがあるので、多少は接することもあります。
「切符の印刷」
硬券は昭和初期になると、全国9カ所にあった印刷工場
で印刷されて、全国の各駅に運ばれました。
ここでは、工場で使われた機械を紹介します。
「乗車券載断機」中載機
「乗車券載断機」小載機
「硬券印刷機」Ⅽ型
「座席予約の機械化」
座席の予約は、明治時代に寝台車から始まり、
その後、戦後しばらくは電話と台帳による人に
より、手作業していましたが、
列車が増えるたびに進化していき、効率よく
予約した乗車券を発行するため、機械化が進んで
いきました。
さまざまな用途に対応した機械が登場していき
ました。
これらを別順に紹介します。
(東海道新幹線に対応)
特急列車や優等列車の増発、「みどりの窓口」
開設にともない運用を開始したシステムです。
「マルス102試験機」
(万博の混雑に対応)
1970年の大阪万博開催時に、乗客増加に対応するため、
複数の機械が運用を開始しました。
これによって座席数を強化し、万博輸送に対応しました。
「マルス104列車座席予約操作盤」
「マルス104指定券印刷機」
「マルス104活字棒」
(山陽新幹線に対応)
山陽新幹線の開通など、増え続ける座席に対し、
余裕を持たせるために開発された機械もあります。
これらは1972年から運用を開始し、現在と同じ
100万席の座席予約に対応しました。
のちに予約開始日が乗車日の7日前から1ヶ月前と
なり、利便性を向上しました。
「マルス105操作盤」
「マルス105専用印刷機」
また新たな写真を撮影次第、説明を増やしていきます。
これで終わります。
ありがとうございました。