いつもお世話になっております。
ブログをご利用ありがとうございます。
今回はJR九州キハ71系の編成表になります。
「キハ71系」
久大本線の観光特急として、1989年から
運行を開始されました。
車体は完全に新製で、走行装置や台車はキハ58系・
キハ65系のものを流用していましたが、
2003年の更新工事の際に台車を除いて新しいもの
と交換されているため、面影はありません。
外観は1930年代のヨーロッパの流線型気動車を
彷彿(ほうふつ)させる、レトロ感賞の曲線的デザ
インを取り入れた車体構造で、
先頭車・中間車ともハイデッカー構造です。
側面窓も大きくなっています。
先頭部は非貫通構造で、前面窓は上下2段に配置され
ています。
塗装はオリーブグリーンのメタリックに金色の帯が
入っています。
車内はハイデッカー構造で、乗降デッキ部分とは60㎝
の高低差があります。
座席はインアームテーブル付きリクライニングシートで
床材に難燃性木材を使用し、荷物棚などの金属部分に
金メッキ処理として豪華さを演出しています。
ハイデッカーであるため、天井を高くすることができず、
荷物棚に大きな荷物を置くことができないため、
荷物置き場やコインロッカーが設置されています。
中間車にビュッフェがあり、ビュッフェには冷蔵庫や電
気レンジ・電気ポット・コーヒーメーカー・アイスクリ
ームストッカーがあり、軽食や飲み物を販売することが
可能です。
1990年に増備された中間車の一部は当初アートギャラリ
ーでしたが、2003年の更新でサロンスペースに改装され
ました。
また更新の際にビュッフェ隣に4人掛けセミコンパートメ
イトが設置され、
ビュッフェには、ショーケースとビールサーバーを追加
し、内装材も木材に変更しています。
キハ71系は竣工後、特急「ゆふいんの森」で運用されて
います。
過去に長崎本線・佐世保線に乗り入れて、ハウステンボス
まで入線した実績もあります。
「編成表」
(キハ71)先頭車両
1
2
(キハ70) 中間車
1 ビュッフェ車
2 サロンカー
これで終わります。
ありがとうございました。
(履歴情報)
2024.9.27 ページ公開