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今回はJR九州YⅭ1系の編成表になります。
「YⅭ1系」
JR九州が821系とともに、「やさしくて力持ちの
車両」を銘打って導入した、JR九州初のハイブリッ
ド車両です。
ディーゼルエレクトリック方式と蓄電池の併用により
省エネと効率化の両立を混ざす車両で
キハ66・67形やキハ40系と比べて、燃料消費量を
約2割消滅でき、またメンテナンスフリー化も図られ
ています。
車体はステンレス製の両開き扉を設け、同時期に開発
された821系との共通化が図られ、
前部標識・後部標識行き先表示器・空調設備について
は821系と共通のものが使用され、
正面は821系と同様、車体断面の縁取り部分にⅬEⅮラ
イトが埋め込まれ、前部標識・後部標識の補助的な役
割を果たしています。
行き先表示器はフルカラーⅬEⅮ式です。
0・1000番台と100・1100番台は電気連結器を装備し
他の2両編成や2+1両での連結運転が可能です。
ただし、この連結器を装備しない200・1200番台は
連結できません。
乗降扉は押しボタン式開閉ボタン付きで、車体外側の扉
両脇下部にホーム足元を照らすライトが設置されていま
す。
また乗降口の段差が解消され、バリアフリー化が図られ
量産先行車では、821系と同じくドア上にマルチサイト
ビジョンが設置されましたが、現在は撤去されています
内装は座席が、0・1000番台は車体後位側の一方と
車体中央一方に大型テーブルを備えた2人掛けの固定ク
ロスシート、
その反対とその他の座席部分に扉横部のみヘッドレスト
を備え付けたロングシートでを組み合わせたセミクロス
シートとなっていますが、
100・200・1100・1200番台では、扉間の座席はハイ
バッグ型ロングシートで、車端部1区画のみ固定式クロス
シートで、
0・1000番台にあった大型テーブルを省略されています。
最前位の扉横部のロングシートのうち、車体左右それぞ
れ3人分は優先座席です。
トイレは車椅子対応トイレで、長崎方0・100・200番台
車両にあります。
設置場所は従来の車端部ではなく、車体中央にあり、
この部分だけ窓はありません。
0番台の1人座席から、後位側の空間や前述の100・200
番台のトイレ横の立席部分は車椅子スペースとしても
使われます。
そのため、窓下壁面に介助者用の小さい折り畳み式腰掛
けが収納されています。
乗務員室付近の右上に液晶ディスプレイ式の車内案内表示
装置があり、4か国語に対応しています。
0番台と100・200番台には車内デザインが若干異なり、
0番台は床やテーブル・荷物棚の裏・車内広告の枠に木
を使っているのに対し、100・200番台は床がQRコード
状の模様柄で、荷物棚を統一の素材にするなどの違い
があります。
YⅭ1系は2020年より長崎地区で運用開始され、長崎本線
(諫早~長崎)大村線・佐世保線(佐世保~早岐)で運用
され、
朝夕の一部列車は2両編成を連結した4両編成で運用され
ています。
2022年9月改正で、長崎本線(肥前浜~諫早)のうち、
諫早~小長谷間と佐世保線の江北~早岐間と運用範囲が拡
大されました。
これにより、長崎地区からキハ66・67形とキハ200・22
0形が運用撤退しています。
本系列の増備は2027年まで行われる予定です。
「編成表」
長崎本線・大村線・佐世保線で運用されています。
(2両分割可能編成)0・100・1000・1100番台
1+1001
101+1101
102+1106
107+1107
108+1108
(2両固定編成)200・1200番台
201+1201
202+1202
203+1203
204+1204
205+1205
206+1206
207+1207
208+1208
209+1209
210+1210 熊本疎開中
211+1211
212+1212
213+1213
214+1214
215+1215
216+1216
217+1217
218+1217
219+1219
220+1220
221+1221
222+1222
(増結編成)1100番台
1102
1103
1104
1105
1109 熊本疎開中
これで終わります。
ありがとうございました。
(履歴情報)
2024.8.10 ブログ公開
2025.3.10 107+1107・108+1108
222+1222・1109号車の新製を反映