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今回はHB‐E300系の編成表になります。

 

「HB‐E300系」

 

JR東日本が開発した観光列車用次世代型

ハイブリッド車両です。

 

2010年に長野地区の「リゾートビューふるさと」

に続き、2011年に「リゾートしらかみ青池」「リ

ゾートあすなろ」にも導入されました。

2016年には「リゾートしらかみ橅」、2019年に

は新潟地区に「海里」に、

さらに2023年には「リゾートあすなろ」を改造した

「ひなび」「SATОNA」が登場しています。

 

車体はステンレス製ですが、先頭車の前頭部は鋼製

で、

車体構造に関しては、キハE200系をベースにして

います。

 

先頭車の前面は非貫通型、大きな一枚窓と下部に

HIⅮ・ハロゲンシールドビーム各1灯ずつの計4灯

前部標識灯が配置されていますが、

リゾートしらかみ橅では前照灯がⅬEⅮとなっています。

 

車内はバリアフリー対策のため通路の床面高さが下げ

ていますが、客室は展望に配慮して、床面が高くとら

れています。

 

HB‐E300系100番台以外の車両は、一般客席が2人掛け

リクライニングシートで、HB‐E301形の後方に車椅子

スペース・バリアフリー対応設備を備えています。

 

室内天井には前面展望映像のほかに観光映像やイベント

用のカメラ映像を放映できる17インチ液晶モニタが設置

されています。

 

HB‐E300系100番台は、客席の9室が半個室とし、

客用扉の戸袋部に車販準備室を備えています。

「海里」編成では、サービス向上のために電源コンセ

ントを備えています。

 

先頭車には展望室があり、「リゾートビューふるさと」

「リゾートしらかみ青池」「リゾートしらかみ橅」と

HB‐E301形を除き、展望用座席のほかにソファー

も設置されています。

また「リゾートしらかみ青池」には、AⅤ機器を備えた

イベントスペースを、

「リゾートしらかみ橅」と「海里」編成にはそれに加え

て売店を備えています。

「リゾートしらかみ橅」では、展望スペースとОRAHО

カウンターに木材が使用されています。

「海里」編成では、食事サービスを提供する2人掛けと

4人掛けの座席を備えたダイニング車両となります。

HB‐E301形の(リゾートしらかみ2本はHB‐E300形)に

はイベント映像撮影用のカメラも設置されています。

 

HB‐E300形とHB‐E301形に車椅子対応洋式トイレと

男子小用トイレ・洗面台を設置しています。

 

HB‐E300系は電気連結器を備えているため、重連運転や

他形式との連結も可能です。

 

「編成表」

 

(リゾートビューふるさと)

 

大糸線・篠ノ井線・信越本線にて運行される観光列車

用で、

夏季は限定列車のナイトビュー姨捨(おばすて)でも

おなじ車両が使用されます。

 

2

 

(リゾートしらかみ)

 

五能線の観光列車(リゾートしらかみ橅)(青池)用

のキハ48系を置き換えるため、2010年に(青池)

2016年に(橅)編成が登場しました。

初の4両編成で登場しました。

 

1  (リゾートしらかみ青池)

5  (リゾートしらかみ橅)

 

(ひなび)

 

(リゾートあすなろ)用の第1編成を盛岡と釜石間の

釜石線観光列車用に改造し転用。

同区間を2024年4月から運用を開始したほか、

2024年6月より盛岡から宮古間での運用も開始されま

した。

 

3+703

 

(SATОNA)

 

(リゾートあすなろ)で使用していた第2編成を

磐越西線の観光列車用に改造し転用。

2024年4月から運用を開始したほか、

左沢線の山形~左沢間にて観光列車でも使用されます。

 

4+704

 

(海里)

 

2019年の「新潟県ー庄内ディスティネーションキャン

ペーン」に合わせ、「きらきらうえつ」を置き換える

目的で導入され、

新潟~酒田間で運用を開始しました。

また毎年4月には、高田城址公園の桜シーズンには

「桜海里」として新潟~高田間で運用もされます。

 

6  

 

これで終わります。

ありがとうございました。

 

(履歴情報)

 

2024.7.26 ページ公開