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今度はキハE200系の配置表になります。

 

「キハE200系」

 

2007年に世界初の営業用ハイブリッド式の

鉄道車両で、その量産先行車として3両が

製造されました。

 

その後小海線統括センターに配属されて、小海線

での運用を開始されました。

 

車体構造は両運転台車で、車体はキハE130系に

近いですが、キハE130系と異なるのは床下機器が

多いことから、台車との間隔が広くとられている

側扉は2ドア車だというところです。

 

車内はバリアフリー対策として、通路部分の床面を

キハ110系と比べて低くしており、吊り手の高さも

低い位置に設置されています。

また座席にスタンションポールも設置されています。

 

座席はロング・クロスシートで、小淵沢寄りに

自動ドア付き大型トイレを設置し、ⅬEⅮ式旅客案内

表示器やドアチャイム・ドア開閉告知灯も設置され

ています。

 

ハイブリッド車であるキハE200系は、ディーゼル

エンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせる仕組み

で、

ハイブリッドシステムはエンジンの動力を直接駆動力と

して使用せず、発電機を回転させる電力用として使用され、発電機からの電力と搭載された蓄電池と組み合わせてモーターを駆動させる方式で、

これを「シリーズハイブリッド」方式と呼ばれるもので、

電車の技術が最大限に使用ができます。

 

システムを構成する機器はエンジンとそれを直結した発電機を持つエンジン発電機、主回路用蓄電池、主変換装置、

輪軸駆動用モーターから成り立ってます。

 

力行時には、主回路用蓄電池から電力または主回路用

蓄電池とエンジン発電機からの両方の電力を使用し、

主変換装置に内蔵されたVVVFインバーター装置により

VVVFインバーター制御でモーターを駆動させます。

 

制動時には、回生ブレーキによりモーターから発生した

電力を使用し、主変換装置VVVFインバーターを介して主

回路用蓄電池に充電します。

 

エンジン発電機には、排気ガス対策として、コモンレール

方式の燃料噴射装置を使用したディーゼルエンジンを搭載

しています。

 

キハE200系は主に小海線で運用されています。

3両中2両を使用して、1両は予備車となっています。

 

定期運用から臨時列車でも運用されています。

 

「配置表」

 

小海線・臨時列車で運用されています。

 

1  2007.4.11

2    〃

3    〃

 

 

これで終わります

ありがとうございました。

 

(履歴情報)

 

2024.7.24 ページ公開